転職の道具箱

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転職活動で謙遜したらダメなたった1つの理由

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面接官は初対面です。そして、もし採用されたら上司もしくは同僚になる可能性が高いです。

そのためどうしても丁寧に、そして謙遜して話してしまいますよね。

 

相手を敬い相手を立てるため自らへりくだり謙遜した態度を示す。

これは幼い頃から見聞きし教育されている、初対面の人や目上の人に対する礼儀です。

私は採用担当の経験もあり、面接時にそのような態度をとる人が大多数だと言う事も見てきました。

 

しかしこの謙遜した態度が転職活動で効果的かと言うと、

答えは多くの場合NOです。

 

私も採用を経験する前はこれが理解できずに悩みました。

面接で礼儀正しく相手を立てて話し、和やかな雰囲気で終わっても選考は先へ進まない事が何度もありました。

いくら礼儀正しく話しても、過去の経歴をうまく説明出来ても面接は進みません。

何故なのか全く分かりませんでした。

 

しかしある時考え方を変えて面接に臨むと選考が進みやすくなりました。

そして採用を経験することで何故なのか理解し確信しました。

 

どういう失敗をしたのか、そしてどう変えたらうまく行くようになったのか記載しています。

同じような悩みを持つ人は参考にしてみてください。

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面接の場で謙遜する事で間違ったメッセージが伝わってしまう

まず謙遜とは何なのかですが、それは相手を立てるためにへりくだる行為です。

へりくだる=自分を下げる=相手が上がる

そうです、その行為によりどうなるかというと、自分が下がってしまうんです。

 

その結果「自信がない人」と見られ「仕事や部下を任せられない」と判断されてしまいます。

 

謙遜して相手を立てているつもりが、自分の評価を自分で下げてしまい次の面接へ進めない。

とても残念な結果になってしまいます。大失敗です。

 

 

面接だけではなく応募でも謙遜により間違ったメッセージが伝わってしまう

応募時の希望年収はどうしていますか?

現状維持ですか?

現状より上がる事を希望していますか?

現状より下がることも許容するとしていますか?

希望ポジションはどうでしょうか?

 

もし希望年収や希望ポジションについて現状より下がることを許容するとして応募している場合、採用担当にはどう映るでしょうか?

「自信がない人」と見られ「何か問題があるのでは」と受け止められてしまいます。

 

「お、この人は自ら年収を下げてでも弊社に入りたいのか、関心関心、会ってみるか。」

とは絶対になりません!!

 

「この人はどうして年収を下げてまで転職をしようとしているんだろう?」

選考時に不思議がられてしまいます。

 

応募時に謙遜して条件を下げるといい印象は絶対に与えられません。

むしろ問題のある人ではないか、と受け止められてしまい残念な結果になってしまいます。

大失敗です。

 

 

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失礼にならないようにし、なおかつ自信のある人だと見られるためどう変えたか

私もこれは悩みました。

謙遜は良くない、かといって横柄な態度で面接に臨むと問題外です。

それはそれで面接官にはいい評価をされません。

 

こういう話題の場合は謙遜して、こういう話題の場合は謙遜しない。

と場合場合で考えてうまくやれる人であればベストですが、しかしこれはこれで難しい。

 

ではどうするか、たった一つです。

謙遜しない。

これだけです。

 

もう謙遜はやめましょう。丁寧に話せば問題ありません。

そして自信満々で自分のアピールをしましょう。

多少自信がない事でも自信があると言いましょう。

 

応募時の希望年収も希望ポジションも現状より上で伝えましょう。

給与の希望は20%増、最低でも現状維持。と伝えましょう。

ポジションは現状より1レイヤー上、最低でも現状維持の募集へ応募しましょう。

 

自分は今までの実績に自信がある、なので現状より上の条件を希望する、面接では自信を持って臨む。これです。

 

こういう面接の場や希望条件は少し図々しいくらいが丁度いいです。

 

私にそのポジションを任せれば業績を上げてやる。売上上げてやる。顧客満足度上げてやる。こう心の中で思うほど自信満々でいいんです。

決して口に出してはダメですよ(笑)

 

謙遜すると採用担当には「この人を採用しても大丈夫だろうか」「責任ある仕事が出来るんだろうか」と不安を与えるだけです。

 

自信をもって転職頑張りましょう。

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