英語が苦手でも外資系へ転職できます
外資系企業で働きたい、しかし英語が不安、、、、
と言う人は多いと思います。
外資系企業について、どのようなイメージを持っていますか?
- 社内に外国人が沢山いる
- みんな英語がペラペラ
- みんな英語の読み書きができる
こんな感じでしょうか?半分正解って感じです。
少なくとも英語がペラペラの人は全体の半分もいません。
実は英語が苦手でも外資系企業へ転職することは可能なんです。
その理由を書いていきます。
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外資系企業の英語事情
私は外資系企業に10年以上勤めていますが、英語が常に必要という訳ではありません。
むしろ英語を使わない日の方が圧倒時に多いです。
外資系企業の社員だからと言って英語が必須という訳ではないんです。
ポジションや部署関係なく、どういうときに英語が必要となるのか
こういう時に英語が必要です。
- 宛先が日本国内だけではないメール
- 宛先が外国人向けの報告
- 各種トレーニング
- 各種マニュアル
- 社内コミュニティサイトや情報サイト
- 外国人の来社
- 海外出張
どうでしょう、常に英語が必要という訳ではないと理解できると思います。
英語が必要となるのは限られた場合だけです。
どういうポジションで特に英語が必要となるのか
ポジションにより英語の利用頻度が大きく変わってきます。
マネージャーポジション以上となると、上司や同僚が外国人となるため英語が必要となるんです。
なので偉くなると英語が必要となります。昇進の条件が英語です。
具体的に言うと、昇進時の面接担当が上司になる人、要するに外国人なので、必然的に英語で面接をパス出来ないとマネージャーになれません。
しかし、マネージャー以上ではない大多数の人は英語が必要という訳ではありません。
また国際的な部署で多いですが、マネージャーにならなくても上司が外国人の人はもちろん英語が必要です。
どういう部署で特に英語が必要となるのか
部署によって英語が常に必要な部署と、ほとんど必要ではない部署があります。
次のような部署では多くの場合は英語が必要とはなりません。
- セールス
- プリセールス
- コンサルティング
- プロフェッショナルサービス
- エンジニアリング
- リサーチ
たったこれだけ?と思うかもしれません。
しかし安心してください。これらの部署で社の人数の大部分を占めます。
逆に言うと、これら部署以外は英語が日常で必要となります。
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外資系企業へ転職する場合の英語事情
「外資系企業の英語事情」に書いたように、一般的なイメージとは異なり、実は外資系企業でも多くの場合は英語が必要とはなりません。
しかし英語が必要となる日々の業務があります。その日々の業務の1つが人事関係です。
人事部は、本社とのやり取りが多く英語が頻繁に必要な部署の1つで、人事関係の手続きは英語が必ず関わってきます。
人事部、そうです。その人事です。採用時に関わってきます。
なので転職時には英語と切って離すことは残念ながら不可能です。
転職のどういうときに英語が必要となるのか
転職斡旋会社とのやり取り
外資系企業に強い転職斡旋会社に登録すると、多くの場合で担当キャリアコンサルタントが外国人です。
そのため面談も、電話も、メールも、すべて英語となります。
これが外資系企業へ応募の際のハードルになっているのも事実です。
そして、英語に苦手意識や拒否感のある人を振るい落とすため、外資系企業が意図的にこの様な転職斡旋会社を利用しているのも事実です。
外資系企業へ入社したいのであれば、頑張って外国人のキャリアコンサルタントと付き合ってください。
どうしても外国人と英語でやり取りするのは苦手だという人は、転職斡旋会社との最初の面談時に担当に日本人を希望すれば日本人が付きます。
はい、必ずいます。言えば出てくるので安心して下さい。
募集要項の確認
転職先を見つけるとき何を見るでしょう。
各企業の募集中ポジションが書かれているサイトや、担当キャリアコンサルタントの提案する募集要項だと思います。
それらは全て英語で書かれています。
職務経歴書の作成
応募時には職務経歴書が必要となります。
そして、もちろん職務経歴書は英語で書く必要があります。
アピールポイントは英語でも変わりません。英語で書くことで力尽きず、頑張ってしっかりとアピールしてください。
職務経歴書の見られるポイントはここにまとめています。参考にしてみてください。
履歴書は外資系企業には不要です。
英語で面接があるのか
ポジションによります。
「どういうポジションに英語が必要となるのか」に書いたように、マネージャー以上となると業務で英語が必要です。
そのため、マネージャー以上のポジションへ応募すると面接は英語です。
マネージャー以上のポジションでなくても、上司が外国人となる場合は面接が英語です。
そして、それ以外の場合。
それ以外の場合は一次面接から最終面接まで日本語の場合が圧倒的に多いです。
外国人面接の場合の対策
一次面接は日本人となる場合が大多数です。
私は今まで何社も面接を受けた経験がありますが、一次面接が外国人だったのは国際部門へ応募した一度だけです。
「どういう部署に英語が必要となるのか」で書いた部署へ応募した場合、一次面接は全て日本人でした。
そして最終面接は上司となる人が行いますが、その上司となる人が外国人の場合は、最終面接はが英語となります。
外国人との面接には2つのケースがあります。
会って面接する場合と、スカイプなど電話で面接する場合です。
会って面接する場合
面接なので話す内容も聞かれることも、ある程度想定できます。
なので事前に想定問答を英語で作文し、話す練習をしましょう。
あとは一般的な会ったときと別れる時の挨拶を覚えておきます。
面接時にはそれらを駆使し頑張るしかありません。
大丈夫です、たいていの人は片言の英語で面接を受けています。
自分はできるという自信、働きたいという意欲を表現できれば片言でも構いません。
外国人は日本以上に意欲を持つ人、やる気に満ちている人が好きですよ。
スカイプなどで電話で面接する場合
電話面接だと、会って話すよりもニュアンスを伝えるのが難しいです。
しかしいい面もあるのでそちらをフルに使います。
海外の外国人と電話で面接と言うことは時差があります。
多分夜か早朝の時間になるでしょう。
と言うことは、転職先会社オフィスではなく自宅などで面接を受けることになります。
誰にも見張られていないですね、そうです、準備したものを見ながら話せるという意味です。
事前に想定問答を英語で作文し、話す練習をしましょう
そして一般的な電話を始める時と切る時の挨拶を調べてください。
面接当日はそれを手元に置いて面接担当の言う事をよく聞き、準備した想定問答を使い答えます。
どうです、会って面接するよりも簡単なような気がしませんか?
準備さえうまく出来れば電話面接もうまく行きます。
外資系へ転職する場合の英語事情まとめ
外資系企業と言っても全ての部署で英語が必要という訳ではありません。
多くの部署の日々の業務は日本語だけで行っています。
確かに一昔前は英語必須でした。そして英語が得意な人が沢山採用された時期があります。
その結果どうなったか、「英語が得意なだけで業務レベルが会社の求めるレベルに達していない人」が問題となりました。
そのため今は英語よりも意欲と経歴が重視されています。
意欲と経歴です。
職務経歴書と面接で意欲と経歴をアピールできれば、英語が苦手でも外資系へ転職できるチャンスは十分にあります。
頑張りましょう。
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