転職でキャリアアップするための３つの方法とやりがちな失敗
転職の目的は何でしょう？
細かくは人それぞれ理由は様々だと思います。しかし、やはり大きくまとめると目的の１つはキャリアアップではないでしょうか。
転職はキャリアアップの効果的な手段の一つです。これは間違いありません。
しかし、そのキャリアアップするための転職ですが、その手段で思わずやってしまいがちな失敗もあります。
それをやってしまうとキャリアアップどころか、キャリアダウン（降格）または会社を去る選択をせざるを得なくなる場合があります。
そのため注意が必要です。
その「思わずやってしまいがちな失敗」とは何かというと、「転職でキャリアアップするための３つの方法」の３つの方法のうちの複数を同時にやってしまうことです。
その「転職でキャリアアップするための３つの方法」とは何か、「思わずやってしまいがちな失敗」とは何かを説明します。
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転職でキャリアアップするための３つの方法
キャリアアップとは何でしょう。
年収を上げる、より責任ある立場になる、仕事の幅を広げる、などの意味だと思います。人によっては他にもあるかも知れません。
このようなキャリアアップを転職で実現するには、次の３つの方法があります。
- 同じ業界・職種でポジションを上げる
- 同じ業界で職種を変える
- 同じ職種で業界を変える
の３つです。
同じ業界・職種でポジションを上げる
同じ業界・職種へ転職する場合、現職と同じようなレイヤーのポジションへ移るとなると、どうしても年収が下がる傾向があります。
転職が無事決まり人事部と雇用条件を決定する際に、キャリア維持でも構わないと条件を譲歩すると、固定費を少しでも下げたいため年収も現職と同じか少し下を提示される可能性が高いからです。
そのため、同じ業界・職種でキャリアアップのため転職するのであれば、現職よりもポジションが一つ上のレイヤーへ応募しましょう。
入社時のポジションは大切なので遠慮して譲歩などせず希望を伝えてください。
外資系の場合は特に入社時のポジションが重要です。
外資系は年功序列ではありません、入社してからではなかなか年収は上がらないので最初に満足のいく年収交渉をしましょう。
同じ業界で職種を変える
例えば、現職がソフトウェアベンダーでコンサルタントだった場合、転職先はソフトウェアベンダーのプリセールスとなる様なケースです。
職種は変わっていますが業界が同じなので問題はないでしょう。
そして別の視点（この例の場合ですとコンサルの視点）を持っているプリセールスとなるので現場を知っているプリセールスとして大きな活躍が出来るはずです。
そのため例え年収を現状維持もしくは少し下で転職しても、仕事の幅を広げ自分の価値を高めることに成功すれば出世し給与アップが見えてきます。
同じ職種で業界を変える
例えば、現職がソフトウェアベンダーでコンサルタントだった場合、転職先はデータセンターでコンサルタントとなる様なケースです。
職種は変わっていません、同じコンサルタントです。なのでどのような動きが必要なのか理解できているので問題はないでしょう。
そして別の知識（この例の場合ですとソフトウェアの知識）を持っているデータセンターのコンサルタントとなるので、顧客やパートナー企業との交渉や調整などの場で知識の幅を生かし大きな活躍が出来るはずです。
そのため、この場合でも例え年収を現状維持もしくは少し下で転職しても、仕事の幅を広げ自分の価値を高めることに成功すれば出世し給与アップが見えてきます。
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思わずやってしまいがちな失敗
現在の状況に不満があり大きく変わりたい、大きな一歩を踏み出したい、なので転職したい。という気持ちは私もよく理解できます。そして誰もが皆そう考えています。
そういう気持ちが強く、沢山変えよう変わろうとしてしまい、
- 業界を変え、上のポジションとなる
- 職種を変え、上のポジションとなる
- 業界を変え、職種も変える
ことを希望し応募する場合があります。
こういう場合本人は転職にとても前向きで、やる気に満ち、そしてチャレンジ精神に溢れている場合が殆どです。
しかしこの場合は採用されることは難しいでしょう。仮に採用されてしまうと本人も会社も不幸になります。
場合によっては期待した結果を出せていないと評価されキャリアダウン（降格）となるのか、自ら会社を去る選択を取らざるを得なくなってしまいます。
転職でキャリアアップするための３つの方法のまとめ
キャリアアップを目指した転職の場合、雇用条件では譲歩せず自分の希望を伝えましょう。特に外資系の場合は入社後の年収アップの機会が少ない事を理解して交渉してください。
転職斡旋会社経由での応募の場合は、担当のキャリアコンサルタントに交渉をしてもらうことが出来ます。
そしてキャリアアップのためには次の３つの方法のいずれかを目標にしましょう。
- 同じ業界・職種でポジションを上げる
- 同じ業界で職種を変える
- 同じ職種で業界を変える
決してポジションのレイヤー、業界、職種の２つ以上を同時に変えようとはしないようにしましょう。
多くの場合で失敗します。
何を言う、私も実は２つを同時に変えて失敗した経験があります。
なのでよく知っています。大変だし辛いしプレッシャーでパフォーマンスも上がりません。
本当にあの時の転職は大失敗でした！
その失敗についてはまた別の機会に書きます。
頑張りましょう。
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