転職の道具箱

転職活動の失敗と成功の実体験、そして使ってみたテクニックの全て

私の転職体験記 30代1回目の転職編

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私は30代に2回転職しており、そのうちの1回目は外資から外資への転職です。

外資系総合ITベンダーに8年ほど勤めた後に、外資系SWベンダーへ転職しています。

2回目の転職はこちらにまとめています。

career.preppersjapan.com

 

 

この転職は考え方が甘かったこともあり、思ったより苦労しました。

転職を意識して準備を始め、何社応募しても上手く行かず、半年程試行錯誤し、やっと希望する転職先から内定を貰えました。

 

初めての転職は運のおかげで転職となりましたが、2回目の転職となった今回は準備の重要性を思い知りました。

準備しても対策をしても、何社か最終面接で不採用となり、また準備や対策を練り直す。

このような事を何度か繰り返しています。転職の難しさを痛感しました。

 

その時の成功と失敗をまとめています。

是非参考にしてください。

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なぜ転職をしようと考えたのか

外資系総合ITベンダーにどのような印象を持っていますか?

  • 華やかな面
    海外出張多数、外国人と仕事、最新のIT技術を提供する側
  • 待遇の面
    高給、休みを取りやすい、評価に厳しい

こんな感じでしょうか?

 

多くの方がこのイメージだと思いますが、大きく異なるところがあります。

それは誰もが最も気になるところ、給与です。

実はイメージと異なり、決して高給ではありません。

 

外資系企業の多くは入社時の給与をベースに昇給する仕組みです。

外資系総合ITベンダーへの入社後に分かりましたが、私のポジションは職務レベルの下から2番目でした。6段階の2です。

転職前の日系総合電機メーカー時代の給与が低く、そこから30%ほど上がり入社しましたがランク2でした。

「私の転職体験記 初めての転職編」で失敗したと書いた入社時の給与です。

career.preppersjapan.com

 

8年勤め何度か昇給となりましたが、後輩がランク3やランク4、中にはランク5で入社するため、私より給与レベルが大きく上の後輩が多数となってしまいました。

 

上司に何度か交渉しましたが、どうしてもスタートラインが違うため差が出てしまいます。昇給はベースに対する比率で決まるため、大きな伸び率も期待できません。

では昇進と考えても、上司に取って代わるか新たな部が創設されなければ昇進はありません。

 

そのため退職を選択しました。

 

外資系企業でもっとも多い退職理由の1つがこの「入社時のポジションでベースが作られてしまう」です。

私もそれが理由で退職をしています。

入社時に失敗してしまい、その影響での転職です。

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どのように転職したか

最初の転職が簡単に行ったため同じように考えていましたが、それは直ぐに難しいと分かりました。

 

30代の後半となり、企業の求める人材が即戦力とリーダーシップを兼ね備えた人物で、だいぶハードルが上がっています。

20代の成功体験で意中の企業へ転職できるような状況ではありません。

 

今回の転職活動では、最初は20代の成功体験をなぞり、転職斡旋会社へ登録し転職エージェントにお任せとしました。

転職エージェントが持ってくる企業を確認し、転職したい企業を選び応募する。

一般的な転職活動ですが、特に強い技術や特に目を引くような経験もない私にとって効率的ではありませんでした。

 

何度か意中の企業で不採用が続きショックを受け、自分の転職活動に改善できるポイントがあるのではと考え見直しを行い、転職に成功しました。

 

見直したのは

職務経歴書の書き方と面接時のアピール方法、そして付き合う転職エージェントです。

 

13社に応募し、第2希望としていた会社より内定を貰い、転職活動を終了しました。

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成功と失敗

まだ転職対策について試行削除してたこともあり、成功だけでなく、いくつか失敗もしています。

 

今から見て成功だと思うこと

転職対策を開始した

私の以降の転職活動を支えることとなる、転職対策の基本的な部分が少しずつ出来上がってきました。

現場で作り現場で試し、転職エージェントにも意見を貰いながら転職対策を作り上げています。

転職対策を作った。これが最大の成功です。

 

 

業界を絞った

外資系ベンダーのソフトウェア部門に絞りました。

それにより応募先が変わっても同じような傾向となり、対策が練りやすくなります。

結果転職対策の試行錯誤する際、異なる業界の異なる傾向に振り回されることなく、対策を作ることが出来ました。

 

 

今から見て失敗だと思うこと

20代の成功体験に振り回されてしまった

20代の転職と30代後半の転職では大分条件が異なります。

その、年齢による転職条件の変化に気が付くまで時間がかかってしまいました。

その結果、最初に定めていた本命企業は不採用となってしまいました。

 

 

8年勤めたことがアドバンテージになると思い込んでいた

外資系企業のソフトウェア部門に8年いたら同業他社へは簡単に転職できるだろうと高を括っていました。

しかし、そういうことは全くありませんでした。

準備や対策を怠り判断を誤れば、よく言われる転職の失敗をしてしまいます。

あれよあれよと言う間に、年収の大幅減、長時間労働、休日なし、そのような会社へ流れて行ってしまいます。

途中で間違いに気が付きましたが、気が付いていなければ転職先が見つからないか、転職の失敗をしていたかも知れません。

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30代外資から外資への転職まとめ

外資系から外資系の転職は、同業種もしくは同業務へ転職する人が大多数です。

私もそのつもりで転職活動を始めましたが、準備せずに臨んだため不本意な結果となる所でした。

 

30代、それも後半ともなると採用する側は慎重になっています。

即戦力となるのか、リーダーシップを取れるのか、この2つが特に重要です。

そしてこの2つは出来ることを第三者へ示すのが難しい。

資格などあれば簡単ですがそういう物でもありませんし。

 

そこで必要となるのが職務経歴書と面接でのアピールです。

 

その部分に早く気がつき、早く対策を開始できました。

私のようにIT技術者としてのスキルも経験も無い者が転職出来たのは「転職対策を真剣に考えたから」、この一言だと思います。

 

どの様な転職対策なのかは、このブログに書ける範囲で書き綴っています。

参考にしてみて下さい。

 

頑張りましょう。

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