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採用担当の経験で知った、転職の書類選考で見られるポイント

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書類選考で気にする部分が、採用者と応募者で異なっています!

私は以前採用担当として200名以上の書類選考を行い、数十名の採用面接を行って来ました。

 

2社で採用を担当しましたが、書類選考の流れも「書類選考で見るポイント」も大体同じでした。

という事は、他の会社も同じような見方をしているのでは?と考え、

自分の職務経歴書の書き方にその「書類選考で見るポイント」に気をつけるようにすると書類通過の確率があがりました。

今では書類選考は大抵通ります。

 

その「書類選考で見るポイント」をお伝えします。

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書類選考で見るポイントはこういうところです。

文章の書き方

 

読みやすい文章となっているのか

これは最も気にして見ていました。

 

文章の構成と使っている文言を見て、アウトプット能力、相手に対する態度、考え方をある程度読み取ることができます。

そのため国語のテストのつもりで何度も見直して真剣に仕上げましょう。読み手が読みやすいか、読んだらどんな印象を持つのかを強く意識して下さい。

 

酷い文章だと最後まで読まず不採用となります。

 

 

誤字脱字の有無

誤字脱字も良く目立ちます。注意力と集中力が見て取れますので注意しましょう。

1つなら許されますが複数箇所で誤字脱字が有ると不採用となる確率がグンと上がります。

 

 

気持ちが込もっているのか

読みやすいだけでは無く、読んで欲しいと言う気持ちが読み取れる文章、または一緒に働きたいというアピール性のある文章はプラス評価になります。

 

 

募集要項の条件を意識しているか

結構これは大きなポイントでした。

 

大抵の応募者は職務経歴書は使いまわしていると思いますが、応募先の募集要項に合わせ職務経歴書を用意すると好印象を持たれます。

募集要項の作成にはかなりの時間を掛けています。職務経歴に募集要項に対する回答が見えれば好印象です。

 

応募する会社に合わせて毎回職務経歴書を書きましょう、

それだけで書類選考通過の確率が高くなります。

 

 

職歴

 

キャリアに計画性が見えるか

職歴に一貫性があるのか見ています。計画性の有無が見て取れるため重要視していました。

 

しかし転職回数は極端に多く無い限り問題視していませんでした。理由さえネガティヴで無ければ数回の転職は問題ありません。

自分の職歴の説明が出来るようにシナリオを考えてみましょう。

 

 

空白期間

空白期間があるとそれだけでマイナスに評価されがちです。家庭の事情であれば問題ありません。

しかしこういう理由は採用担当が不採用の利用にしがちです。

  • 理由なくバイト生活してた
  • 趣味に没頭していた
  • 自分探しで海外にいた

これらの場合は不採用となる確率が非常に高くなります。

空白期間がある人は理由をよく考え、それを踏まえた文章にしましょう。

 

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学歴

 

どこの大学出身か

私立ならMARCH以上が好印象、国立大学ならどこであっても問題視されません。

MARCH以下の私立大学だと、なんと場合によっては高卒と同等の扱いで見ていました。

全くの無名私立の場合は中を見ずに不採用となることが何度かありました。

 

 

その他

 

名前

残念ながらキラキラネームは競り合いに弱くなります。

候補者複数人悩んだ際にはやはりキラキラネームは不利です。

 

ご自身の責任でないのは誰もが知っていますが、子供にキラキラネームを付ける親御さんに育てられているということをリスクと見ています。

 

 

Google Mapを使い住所から家をたどります。

どのような家に住んでいるのかで人となりが丸見えになるので必ずと言っていいほど確認しています。

 

不潔、暗い、整理が全くされていない、などネガティブな印象を持つとマイナス評価となります。

Googleに次いつ撮られるのか分かりませんが掃除や整理をして次に備えましょう。

気をつけてください。本当に見ています。

 

 

家族構成

結婚しているのか、扶養家族は何人いるのか見ています。

独身だと無理が効くので採用されやすい?答えはNOです。

結婚して家族がいる人の方が独身よりも責任感が強いと判断されがちです。

 

 

書類選考で見られるポイントのまとめ

書類選考では、応募者がどのようなスキルを持っているのか、どのような経験をしているのかが重要です。

 

しかし、応募者の伝えたい内容を採用側が自動的に読み取るわけではありません。

 

応募者側が自分のアピールしたい事と注目されたくない情報をうまくコントロールして、採用者に伝えようとする気持ちが必要になります。

 

頑張りましょう。

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