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外資系IT企業の採用面接の特徴1

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外資系IT企業に勤めている人は、ほぼ全員が外資系IT企業複数社の面接経験や勤務経験があります。

もちろん私もそうですし、私の友人もそうです。

今まで複数の外資系IT企業で採用面接を受けています。

 

そしてその情報ですが、

各個人の経験だけではとどまらず、友人の間で共有され次の転職の際に参考情報となっています。

友人知人助け合いネットワークです。

この情報には本当に何度も何度も助けられています。

 

その、外資系IT企業を複数社経験している友人たちで共有している情報のうち、

採用面接の回数と質問傾向を記載しました。

貴重な情報だと思います。是非参考にしてください。

 

3つ注意点があります。

  1. 最近のものだけでなく最も古いもので5年前の情報も混在してます
  2. 外資系企業は事業部単位で裁量権を持つので、会社が同じでも事業部によって多少異なります
  3. すべて日本法人です

対象が沢山あるので外資系IT企業の採用面接の特徴1と2に分けて記載します。

外資系IT企業の採用面接の特徴2はこちらです。

career.preppersjapan.com

 

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外資系IT企業の採用面接の特徴1

Microsoft

面接回数:4回

面接者:人事、マネージャー、現場担当、ディレクター

特徴:マネージャーはコミュニケーション能力と経験を確認するだけだが、現場担当が応募ポジションに必要な経験や知識に関わる細かい質問をしてくる。

MS社プロダクトの経験や知識をベースにした答えをが必要。

 

 

IBM

面接回数:3回

面接者:マネージャー、ディレクター、シニアディレクター

特徴:人事が全ての面接に立ち会い、受け答えを確認している。どの面接官も「どうしてIBMへ転職するのか」に関して論理的な答えを求める傾向が強く、長期的なIBM内でのキャリアプランを持っている人材を好む。

一度の採用人数が多く、シニアポジション以上でなければ採用の窓口が広い。

 

 

HP

面接回数:3回

面接者:人事、マネージャー、ディレクター

特徴:即戦力を強く求める傾向が強く、どの様に貢献できるのかを求める。IBMからここへ転職する場合は採用されやすいと噂がある。

IBM程ではないが「どうしてHPへ転職するのか」に関して確認される。

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Autodesk

面接回数:3回

面接者:マネージャー、ディレクター、ディレクター

特徴:マネージャーは日本人だがディレクターは外国人のため2次面接移行は英語となる可能性が高い。

過去に製造業界大企業の対応経験があれば、その時の現場経験とコミュニケーション力を確認してくる。

アットホームな雰囲気だが高い英語力が求められる。

 

 

VMware

面接回数:4回以上

面接者:人事、現場担当、マネージャー、ディレクター

特徴:応募ポジションと関係するマネージャー全員及び関係する現場担当リーダークラス全員と面接するため面接回数がとても多い。

採用ステップは規定があるが採用担当の意向が規定より重視される。それは入社しても同じ傾向がある。

面接ではどのような経験があり何ができて何をやりたいのか主張できる人を好む傾向がある。

 

 

Amazon(AWSも同じ)

面接回数:3回以上

面接者:人事、マネージャー、関係者複数名、ディレクター

特徴:採用基準が明確で、どの様な人を求めているのかWEBで公開されている。大前提としてそのWEBで公開されている採用基準を満たしていなければならない。

AWSのプロダクトの説明だけではなく、その時その時に注目されているIT技術を知っているのか確認される技術面接が最初にある。

その次の面接では、好きなAWSのプロダクトやAWSのサービスは何かなど、内向きな質問をしてくることもある、

事前に与えられた例題案件に対する提案を関係者複数名に対して実施を求められることもある。

 

 

Verizon

面接回数:3回

面接者:人事、マネージャー、ディレクター

特徴:全て英語による電話面接となる可能性が高い。人事もディレクターも外国人で、英語でこれまでの経験を説明しなければいけない。

顧客対応経験を確認されるが、技術的な面に関してはそれほど深く確認されない。ポテンシャル採用をしている。

仮に日本人の人事と面接となっても英語で行う。高い英語力を求められる。

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GE

面接回数:3回

面接者:人事、マネージャー、ディレクター

特徴:人事面接は面接となる。どうして転職するのか、どうしてGEを応募するのか等オーソドックスな質問をしてくる。

質問内容が事前に規定されているような雰囲気の面接。

技術力に裏付けられた受け答えが好まれる。

 

 

Ericsson

面接回数:3回

面接者:現場担当、マネージャー、シニアマネージャー

特徴:マネージャーは面接途中に英語での質問を行い英語力を見る場合がある。

英語の質問は日本語で話していた内容と同じような質問を英語で繰り返すか自己紹介レベル。

ネットワーク技術に対する高い技術力と顧客対応経験を細かく確認してくる。

 

 

Accenture

面接回数:3回

面接者:マネージャー、パートナー

特徴:現場経験を特に詳しく確認され、即戦力と体力を求められる。

プロジェクトマネジメント経験、特に期待値管理やマージン管理に強い人材が好まれる傾向が強い。

 

外資系IT企業の採用面接の特徴2に続きます。

頑張りましょう。

※本記事は以前運営していた別ブログからの一部転載です

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