面接で必ず聞かれる3つの質問
転職活動を始め、最初の難関の書類選考を通過すると次は面接です。
そして、ここからが本番です。
同じく書類選考を通過した数名でスタート地点に立ちました。
ここからはその数名の勝負となります。
面接は担当者によって、雑談の様に進める、淡々と進める、マニュアルに従い進める、といくつかのパターンがありますが
必ずこれは聞かれる、という質問が3つあります。
必ず聞かれる3つの質問
- なぜ退職するのか(したのか)
- 弊社で何ができるのか
- 5年後10年後のキャリアプラン
この3つの質問の回答は必ず準備しましょう。必ずです!
直接もしくは間接的にこの質問は必ず聞かれ、
うまく答えることが出来ないと必ず落とされます。
この記事では、それぞれ3つの質問の説明と回答を準備するためのアドバイスを書いています。
スポンサーリンク
必ず聞かれる3つの質問とは
なぜ退職するのか(したのか)
外資系企業やコンサル会社の社員は転職するのが日常的ですが、その外資系企業やコンサル会社でも必ず聞かれます。
これらの会社でも重要視されるこの質問は、それ以外の企業では特に重要視されます。
退職する理由、それは人それぞれです。
個人の都合や会社側の都合のはずで、もしかしたらあまり歓迎されない理由かもしれません。
しかし伝え方は調整できます。
その理由が
ポジティブであったり、チャレンジであったり、仕方のないものだと
受け止められる伝え方を心がけましょう。
弊社で何ができるのか
この質問の答えが採用担当が最も知りたい事です。
人を採用するには理由があります。
その、人を採用する理由、問題を解決できなければいけません。
弊社で何ができるのか
その答えにより、採用担当は問題を解決出来るのか判断するため、とても重要です。
この質問に対し、どの様に答えますか?
自分自身のスキルと経歴を整理して、自分は何が得意なのか何をやりたいのか答える。
よくやりがちですが、
この回答の仕方だと落ちる可能性がとても高いです。
採用担当は採用理由の解決をしたいんです。
単純に優秀だから採用するという訳ではありません。
必ず募集要項で求められているスキルや経験を意識して、この質問の回答を準備しましょう。
この質問の答えは募集要項にあります。
5年後10年後のキャリアプラン
この質問に対し、どう答えますか?
この先5年10年どの様に会社に貢献するのか、自分のやれることを交え答える
これも私が採用担当の時によく聞いた回答です。この回答の仕方だと半分しか採用担当が聞きたいことに答えられていません。
この様な将来の質問の意図は、会社に長く貢献してくれるのかどうかを聞いている訳ではなく、自分のキャリアを中期長期で計画できているのか、5年10年ではどうか、のそれだけです。
何も考えていない、目先の事しか考えていない様な回答では落ちる可能性が高いです。
この質問の答えは
「しっかり自分の将来を考えている」
と受け取ってもらうことです。
スポンサーリンク
この3つの質問の関係を考える
この3つの質問
- なぜ退職するのか(したのか)
- 弊社で何ができるのか
- 5年後10年後のキャリアプラン
には関係があります。
そうです、過去・現在・未来です。
この質問それぞれの回答が矛盾なく繋がらないと
採用担当は違和感を覚えます。
しっかりと考えられていない、論理的な思考を持っていない、信ぴょう性がない、と判断されてしまい落ちる可能性が高くなります。
- なぜ退職するのか(したのか)
そして - 弊社で何ができるのか
そしてその後 - 5年後10年後のキャリアプラン
と話が違和感なく繋がる答えを用意しましょう。
必ず聞かれる3つの質問に私はどう対応したのか
私は面接の準備を次の順で行っています。
- 募集要項を何度も通読し、どの様な人が欲しいのかを理解する
- 自分のスキルと経歴で募集要項に対しどう回答するか軸を作る
- 3つの質問の回答を作る
- 3つの質問に論理的な矛盾が無いか確認し調整する
- 募集要項に書かれている内容に沿って想定問答集を作る
もちろん応募する会社ごとに回答を作成します。
一つを使い回すことは絶対にやりません。
それをやってしまうと採用担当は気が付き、必ずと言っていいほど落とされます。
しっかりと3つの質問を準備すると、同じくスタート地点に立っている数名に対し一歩どころか二歩三歩前に出ることが出来ます。
頑張りましょう。
スポンサーリンク