転職の道具箱

転職活動の失敗と成功の実体験、そして使ってみたテクニックの全て

1社内定すると他社の書類選考が通過する法則

f:id:preppjp:20190714152954j:plain

1社内定するとそこで転職活動を終了する人が大多数でしょう。

転職活動はとてもパワーと根気を必要とします。

なので1社決まるとそこで転職活動を終了させたい気持ちはものすごく分かります。

 

しかしもう少し頑張ってみませんか?

  • 応募しているが書類選考がなかなか進まない
  • まだ応募していない企業で興味のある企業がある

こういう場合、

選考中の会社へ1社内定したので急いでもらえないか連絡してみてください。

応募したい会社へ、他社で内定しているので急いでもらえないか連絡してみてください。

 

すべての会社とは言いませんが、

他社の内定取得を理由に選考期間を短くしてくれます。

面接日はいつで、選考結果はいつ頃になる、と連絡をもらえます。

 

あれ。書類選考が終わってる?

そうです。選考期間を短くしてくれる会社は、明らかに通過しない場合を省き、書類選考をすぐに終わらせてくれます。

 

意中の会社がある場合、諦めることなく連絡してみましょう。

スポンサーリンク

 

なぜ1社内定すると他社の書類選考が通過するのか

書類選考の判断基準は募集要項の必須条件と関係します

募集要項の必須条件を明らかに満たしている場合、そして全く満たしていない場合

この場合はすぐに返事が来ます。

採用担当の判断ではなく、職務経歴書に記載し社内で合意している条件を満たしているからです。

 

募集要項の必須条件を満たしているのかどうか、採用担当の判断が必要な場合

この場合はなかなか返事が来ません。採用担当の判断を待たなければいけないからです。

この場合は判断基準は有って無いようなものです。

採用担当が一人で決められず、複数人の担当で話し合いをしなければいけない場合だと待ち時間が長くなります。

 

 

他社の内定が書類選考へ影響を与える

では「この人は他社で内定を得たが貴社に興味を持っている」、と転職エージェントから情報が入るとどうなるのか。

それを受けた人事部や上司から採用担当へ選考を早めるよう連絡が入ります。

 

この様な会社が全てではありませんが、それを理由に選考に影響が出る会社が一定数あります。

私が採用担当を行っているときも数回その様な状況がありました。

 

この場合、募集要項の必須条件を明らかに満たしていないと判断した時以外、すぐ書類選考を通過させ面接へ進めます。

他社に対する内定検討期間を意識し、書類選考だけでなく面接日程も選考会議も早めます。

スポンサーリンク

 

他社で内定するとなぜ書類選考が早くなるのか

2つ理由があります。

 

理由1つ目

明確な合格や不合格な場合はすぐに判断ができますが、そうでなければ採用担当の個人的な判断となります。

判断はとても難しいです。合格の判断、不合格の判断ともに理由が必要です。

 

判断した後に上司から判断理由を問われる事があります。

上司の意見と何度も食い違うと採用担当から外されるため、もっともらしい理由が必要です。

人事や上司から早めるよう依頼が有ると、その依頼を理由に書類選考を通過させられるため喜んで通過させます。

 

理由2つ目

とは言え明らかに不合格なレベルの場合は通過させません。

しかし他社で内定を得たのであれば書類選考で見るレベルは大丈夫に違いないと判断してしまいます。

明確な不合格でないのであれば面接の場で確認すればいいと判断し、書類選考を通過させます。

 

 

 

1社内定すると他社の書類選考が通過しやすくなります

内定に対する返事は大抵の場合1週間から10日です。

その内定企業は転職先として希望している企業でしょうか?

 

もし希望の企業ではないのであれば、1週間から10日の内定検討期間を使い、他社への応募へ集中しましょう。

 

また、もし1週間から10日の内定検討期間で意中の企業から返事をもらえないのであれば、一先ずその内定を受諾し転職活動を続けるのも一つの手です。

そして意中の企業から内定を得ると、他社の内定辞退をしましょう。

 

転職エージェントにも内定企業にもいい顔はされません。

しかしこっちは人生がかかっています。そんな事を気にしている余裕はありません。

 

実際に私が採用担当をしている時、他の部で内定を辞退されていました。

企業側はそういう場合が有ることを理解しており、内定辞退の連絡を受けても淡々と処理します。

気にしなくても大丈夫です。

 

頑張りましょう。

スポンサーリンク