転職の面接で言ってはいけないNGワード
面接のやり取りはいつも緊張します。
そして、事前にいろいろと考えていても頭が真っ白になり思わず何を言っているのか自分でも分からなくなる時があります。
しかしそう言うときこそ気を付けて「転職の面接で言ってはいけないNGワード」を口にしてしまわないようにしましょう。
転職エージェントからもこの部分はアドバイスされたり、転職サイトに特集があったりするように、
面接の場での表現は気を付けなければいけないものがいくつもあります。
私が転職時に作成している想定問答に絶対に含めない言葉、
採用担当時に耳にしてガッカリした言葉がいくつかあります。
それらを「転職の面接で言ってはいけないNGワード」として、志望動機、自己アピール、退職理由、待遇、こちらからの質問時、それぞれに分けて説明します。
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志望動機のNGワード
御社で成長したい
会社は即戦力を期待しています、
採用した人を育てたいと考えているわけではありません。
第二新卒や20代前半の場合のみこのセリフを言えますが、それ以外では使ってはいけない言葉です。
採用担当としては、成長してから是非応募してください、と考えます。
御社の業績がいいので
業績がいいので転職をしてくる人と、これから何年もチームを組んで一緒に仕事をしたいと思う人はいません。
確かに理由の1つになっているとは思いますが、口に出して言う言葉ではありません。
今の会社ではやることがなくなった
実績をだして仕事をやり切ったとの意味の言葉とは思いますが、仕事は他にもいくつもあるはずです。
今の会社で何か問題があり仕事を外されているのでは、と取られます。
転職エージェントに紹介されたから
人に言われて転職をしている、主体性のない人だとしか取られません。
実際に真実かもしれませんが、これも口に出して言う言葉ではありません。
自己アピールのNGワード
何でもできます
自己評価の出来ない人、相手に調子を合わせる中身のない人、その場しのぎの人、と受け取られてしまいます。
何にでもチャレンジします、と言った言葉に置き換えた方が無難です。
やってみないと分かりません
ある業務やプロジェクトの説明を受け、どう思うか意見を求められたりする場合がありますが、その様な場合の返事として最悪の言葉です。
この様なやり取りで求められるのは、どう反応するかです。
話を膨らませたり、依頼を受ける足掛かりと出来るかはとても重要です。
やってみないと分からないなど、話を終わらせてしまうような返事はとても嫌がられます。
短所はありません
これも自己評価の出来ない人と見られるし、話を膨らませることが出来ない人とも見られます。
何でもいいんです。
無難な事を話して「このような短所がありますが、しかし」と話を続けることが大切です。
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退職理由のNGワード
不平不満や悪口
前職の不平不満や悪口を言う人は転職をしてきても人間関係や仕事でトラブルを起こすのでは、と受け取られます。
前職に問題が多くても口にする言葉ではありません。
人間関係による退職
前職で人間関係で問題を起こした人を採用したいと考える人はいません。
これも前職に問題が多くても口にする言葉ではありません。
うつ病やパニック障害など
これは難しい問題です。隠すこともよくありませんが、誇張する必要もありません。
そして、これを理由に採用を見送られることもあります。
質問された場合は
「前職で土日祝日も休みなく働き体調を崩したため一時休暇を取りました」
などの表現に留めましょう。
決して自分から必要以上に話さないようにして下さい。
待遇のNGワード
ボーナスはいつ
採用決定後の人事面接で確認するタイミングがありますし、内定時に受け取るオファーレターに記載されています。
選考段階の面接でボーナス規定や年収について確認されると話の腰を折られたと受け取ります。
いい印象にならないので避けましょう。
福利厚生
こちらも採用決定後の人事面接で確認するタイミングがあります、もしかしたら会社のWEBに公開されているかもしれません。
この話題は話の腰を折っている可能性がとても高いです。
いい印象にならないので避けましょう。
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こちらからの質問時(質問はありますかの場)のNGワード
特にありません
これから勤務しようと考えている会社に対し何も質問が無い、そんなはずはありません。
何も考えていない、会社に興味がない、と言ったネガティブな印象を強く与えるので必ず質問を事前に準備しましょう。
WEBに公開されていること
応募時に必ず会社のWEBサイトを確認し何が書かれているのか把握してください。
面接時にWEBに公開されていることを聞くというのは失礼ですし、会社に興味がないと受け取られます。
この面接で私に足らない部分は何でしょうか
この質問は絶対にしないようにして下さい。
少し前に面接時の最強の質問としてTwitterで流れましたが、有名になりすぎて使ってはいけない言葉になりました。
これを質問すると
「この人はTwitterに書かれているような事を人生がかかっているはずの転職面接の場で口にするのか」
と呆れられます。
私なら採用しません。
転職の面接で言ってはいけないNGワードとは
採用担当はNGワード集を持っているわけでも、この言葉を使ったらダメだと身構えているわけではありません。
採用担当が考えているのは
「この人を採用したらどのポジションで働いてもらえるのか、どの様な業務をお願いできるのか」
だけです。
その確認をするためいくつか質問し、その返答を判断し、話を膨らまし、またその返答を見ています。
私は採用担当の経験もありますが、本当に必死です。事前に職務経歴書を見て何を聞くのかも決めています。
その面接の場で
「この会社で成長したい」
「前の会社はひどいところだった」
「ボーナスはいつですか」
など話されるとガッカリします。
そのガッカリさせてしまう言葉を「転職の面接で言ってはいけないNGワード」としてまとめました。
面接では
自分は何をしてきたのか、
何ができるのか、
将来何をしたいのか、
この3つをアピールすることに注力すれば採用担当をガッカリさせることはありません。
話しに詰まって思わず「転職の面接で言ってはいけないNGワード」を口にしないようにしましょう。
頑張りましょう。
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