外資系IT企業の採用面接の特徴2
外資系IT企業に勤めている人は、ほぼ全員が外資系IT企業複数社の面接経験や勤務経験があります。
もちろん私もそうですし、私の友人もそうです。
今まで複数の外資系IT企業で採用面接を受けています。
そしてその情報ですが、
各個人の経験だけではとどまらず、友人の間で共有され次の転職の際に参考情報となっています。
友人知人助け合いネットワークです。
この情報には本当に何度も何度も助けられています。
その、外資系IT企業を複数社経験している友人たちで共有している情報のうち、
採用面接の回数と質問傾向を記載しました。
貴重な情報だと思います。是非参考にしてください。
3つ注意点があります。
- 最近のものだけでなく最も古いもので5年前の情報も混在してます
- 外資系企業は事業部単位で裁量権を持つので、会社が同じでも事業部によって多少異なります
- すべて日本法人です
対象が沢山あるので外資系IT企業の採用面接の特徴1と2に分けて記載します。
外資系IT企業の採用面接の特徴1はこちらです。
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外資系IT企業の採用面接の特徴2
Dell RSA
面接回数:3回
面接者:マネージャー、シニアマネージャ:ディレクター
特徴:経験と人物判断の質問が多い。技術力を確認するため遠回しではなく直接技術的な質問をしてくる傾向がある。
ディレクターは外国人のため電話面接となり英語力が求められる。
EMC関連会社だが企業雰囲気はアットホームな感じ。
Dell EMC
面接回数:3回
面接者:マネージャー、ディレクター
特徴:マネージャー2名がまず面接を行う。タイミングが合えば同じ日にマネージャー2名の面接を行うこともある。
ディレクターは外国人のため電話で英語の面接となる。非常にアットフォームな雰囲気でありながら強いやる気を見せる必要がある。
細かい技術よりもやる気を重視している。
Dell
面接回数:3回
面接者:マネージャー、現場担当、ディレクター
特徴:マネージャー面接で会社や事業の説明を行い、過去の履歴やスキルが事業内容に合うのか確認される。人となりを確認されるような雑談が多い。
Dellの場合はDellグループへの応募となり、Dellへ応募のつもりがEMCであったりPivotalであったりするので、応募時のポジションに注意が必要。
ディレクターは外国人のため電話で英語の面接となる。EMCと同じで、非常にアットフォームな雰囲気でありながら強いやる気を見せる必要がある。
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Pactera
面接回数:3回
面接者:マネージャー、ディレクター、ディレクター
特徴:マネージャーの面接で会社の方針や仕事内容の話しを受け、自分の過去経歴やスキルが事業内容に合うのか説明が必要。
マネージャーの一次面接で滞りなく通過できれば、後のディレクター面接は人間性の確認や会社に合うのかどうかの確認となる。
ここも非常にアットフォームな雰囲気。
Lenovo
面接回数:3回
面接者:マネージャー、ディレクター、人事
特徴:マネージャーにて過去の経歴やスキルの確認がある。とても和やかで雑談のような雰囲気で勧められるが門戸は狭い印象がある。
仕事内容もニッチなため中々募集要項を満たすことが難しい。
Citrix
面接回数:4回
面接者:マネージャー、現場担当、ディレクター、人事
特徴:マネージャーの面接は過去の経歴とスキルの確認、会社の事業内容の説明が行われる。そして現場担当の面接で細かい業務の説明と、その業務がスキルと合っているのか確認される。
Citrix製品の経験やスキルは問われないが、Windows OSとLinux OSの高い技術レベルが求められる。
ディレクターは外国人のため電話で英語の面接が行われる。ディレクターはとてもアットフォームでありながらも過去の経歴を細かく説明させ、「自分の正確を一言で表すとなにか」といった質問を行う事がある。
Oracle
面接回数:3回
面接者:人事、マネージャー、ディレクター
特徴:人事にて会社の説明を受け、過去の経歴とスキルについて説明を行う。人となりの確認を主に行っているように見える。
マネージャーの面接では過去の経歴やスキルが募集要項に合っているのかと、グルーバル対応の視点を持ちつつお客の立場に立てるのかを見ている様に思える。
ディレクターは外国人だが日本在中で日本語の堪能な人の場合が多い。日本語が担当だが面接は英語で行われる。
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Automation Anywhere
面接回数:3回
面接者:マネージャー、ディレクター、リージョンマネージャー
特徴:カジュアルミーティングの様な雰囲気で面接が行われる。スキルが会社の求めるレベルに達しているのかの確認と、過去の実際の案件の説明を求め、どの様に技術的に対応をしたのか確認される。
マネージメントポジションであっても技術レベルの高い人が求められる。
Cognizant
面接回数:3回~4回
面接者:人事、マネージャー、マネージャー、ディレクター
特徴:全て電話で英語の面接となる。人事は過去の経歴の確認と人となりの確認を行っているように見える。
その後の面接はマネージャー2名による面接となるが、2名同時に電話で面接を行う事がある。マネージャー面接では今の案件の業務が過去の経歴やスキルと合っているのかを確認される。
ディレクター面接は過去の経歴やスキルの確認と人となりの確認となる。
Synnex Solution
面接回数:2回
面接者:マネージャー、マネージャー、ディレクター
特徴:マネージャー2名が同時に面接を行う。マネージャーは募集している担当業務が過去の経歴やスキルと合っているのかを確認される。
しかし明確な採用ポジションが決まっていないようで、話をしながらどこのポジションに相応しいのか面接の中で決めている。
外資系ではあるが日系の文化が強く残っており、一見外資系とは思えない。
この記事は外資系IT企業の採用面接の特徴1の続きです。
頑張りましょう。
※本記事は以前運営していた別ブログからの一部転載です
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