転職の道具箱

転職活動の失敗と成功の実体験、そして使ってみたテクニックの全て

転職回数が多くても問題とならない人とは

f:id:preppjp:20190803141047j:plain

近頃は転職が一般的になってきましたが、転職回数が多い人にはまだまだ厳しい目が向けられます。

しかし回数を気にせずキャリアアップをしている人がいるのも事実です。

 

転職の回数で評価されずキャリアアップを行うにはどうすればいいのでしょう。

転職の回数でネガティブな評価を受けない人はどの様な人なのかまとめました。

スポンサーリンク

 

転職スタンプラリー参加

聞いたことありますか?転職スタンプラリー。

 

スタンプラリーは知ってますよね、あれの転職版です。

ジョブホッパーと呼ばれることもあります。

 

転職スタンプラリーとジョブホッパーの使われるシチュエーションは似ていますが、印象は多少異なります。

転職スタンプラリーはポジティブな意味を、ジョブホッパーにはネガティブな意味を含めて使うことが多いですね。

 

同僚と談笑している時に転職スタンプラリーの話が出る時があります。

今までどの会社に勤めてきた?

あーそれならD社まだなんだ

アガリはどこにするの?

 

と言った会話です。

 

転職になじみのない人が聞くとビックリしますよね。

転職スタンプラリー、転職でキャリアを積む人は次の様なタイプがいます。

 

転職がそもそも多い会社勤務タイプ

キャリア採用が当たり前、退職が当たり前の会社があります。

そのような会社だと転職の回数自体は問題となりません。

5回6回の転職は珍しくなく、中には10回の人もいます。

 

どの様な会社なのか

それはずばり外資系企業です

 

特に外資系IT企業と外資系コンサルティング会社は転職回数が多いです。

そしてこれら会社は転職するとキャリアが上がり給与が上がる場合があります。

稀にあるのではなく、結構あります。

そのため自ずと転職回数に抵抗がなくなります。

上司に転職を相談すると転職先を一緒に考えてくれるほど抵抗がありません。

 

 

人脈転職タイプ

「今度A社で部長職探してるんだけど興味ある?」などと知人から声を掛けられ転職できる人がいます。

 

面接も書類選考も儀式的に行われるだけです。

そのため転職回数など誰も気にしていません。

 

会社員は仕事の付き合いは会社と会社の付き合いと思われがちですが、本当に仕事ができる人は会社と会社の付き合いではなく個人と個人の付き合いで仕事をしています。

その付き合いはコミュニティとなっていて、

今うちで営業部長探しているんだよね

あ、じゃ俺の知ってる田中さん(仮名)がいいんじゃない?今度紹介するよ。一緒にゴルフでもどう?

という会話はしゅっちゅうです。

会社の人事が社外のコミュニティで決まってしまう。

そんなこと無いだろうと考える人も多いと思います。そう思うのが普通ですよね。

しかし実際に社外のコミュニティで決まっていることも多いです。

 

知らない人より、知人から紹介された人の方が信用できますよね。

人事も同じです。

応募してきた知らない人は選考時に慎重に考慮しますが、知人の紹介であれば信用もあり選考も緩くなります。

 

私もこのようなコミュニティに是非加えてほしいです。

会社員の理想ですよね。

スポンサーリンク

 

 

 

転職の常識とは別の世界

転職には「こうあるべき」「これでは良くない」という常識が存在しています。

その常識は一般的な日本人を対象に考えられている常識なので、それを逸脱する人には当てはまりません。

逸脱する人は次の様な人です。

 

職業取締役タイプ

いわゆる誰から見てもエリート中のエリートです。

 

例えば経営工学の博士号やMBAを取りコネもあり著名な会社へ入社。

10年もしないうちに役員や取締役となってしまう。

その後数社で役員や取締役を歴任するような人です。

雲の上の人ですね。

 

こういう人も転職回数は全く気にされません。

他社で役員や社長をやっていた人を自社の役員や社長として受け入れる事は良くあることです。

不思議なことに実績が良くなくても有名企業から有名企業へ渡り歩いています。

 

一般人にはよくわからない世界です。

履歴書や職務経歴書なんて自分で書かないんだろうなぁ

 

 

外国人

転職回数が二桁あっても「この人は外国人だから」の一言で終わりです。

外国人なら優秀でありさえすれば転職回数は気にされません。

 

これは本来良くないですよね。

転職回数が問題となるのであれば、国内採用であれば外国人であれ落とすべきだし。

外国人だからとの理由で転職回数を見ないのであれば、日本人でも転職回数を判断基準にすべきではないです。

 

しかしこの様に判断されることは何度も目にしています。

外国人を積極採用している会社では、外国人は日本の習慣の枠で判断できないとして、転職回数に関しては書類選考時の判断から外しています。

スポンサーリンク

 

 

 

転職回数とキャリアアップについて

転職回数は転職時に確認される大きなポイントの1つです。

これは変えられないので気にする必要はあります。

 

採用担当は、同じようなスキルの人なら転職回数が少ない人に良い印象を持ちます。

そして、転職回数が多い人でも受け入れる会社には、人が集まりづらい会社や退職者が多い会社が多く含まれています。

転職をすればするほど待遇が悪くなるのはその為です。

 

なので自分は会社に縛られることなくキャリアを積みたいと考える人は、そのような人が多く集まる転職スタンプラリーへの参加をお勧めします。

 

頑張りましょう。

スポンサーリンク