転職失敗となってしまう3つの特徴
私は今も含め数社の外資系企業やコンサルティング会社に勤務し、転職して来る人/行く人と沢山接してきました。
その中には、せっかく転職してきてもうまく行かず低評価で落ち着いてしまう人、うまく行かず短期で転職して行く人が何人もいます。
なぜ失敗なのか理解することで同じ轍を踏まないようにすることが出来ます。
この記事「転職失敗となってしまう3つの特徴」は、その見聞きし接した経験をまとめています。
転職を成功させるため是非参考にしてください。
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転職失敗となってしまう3つの特徴とは
転職を成功させるには、転職失敗となってしまう特徴を理解することが効果的です。
転職失敗の特徴は大きく次の3つにまとめることが出来ます。
- 評価を受け入れられない
- 前職と比較してしまう
- 遠慮し受け身になってしまう
それぞれ説明します。
評価を受け入れられない
これは多くの転職者が程度の差こそあれ経験していると思います。
転職して半年から1年する頃には転職して初めての評価がされます。
その時、入社し順調にスタートを切れたと考えていても、上司から厳しい評価をされてしまうことは十分にあります。
ポジションに対する評価項目や上司の期待に対し自分自身の頑張る方向が異なっている場合、頑張っていればいるだけ受け入れがたい評価となりがちです。
これは本当に多くの人が経験します。
人によっては数回の評価後直ぐに退職を選ぶこともあります。
この様な状況を避けるためには、入社直ぐの「まだ何も知らない人」の時に上司が自分に何を期待しているのか上司本人に聞きましょう。
「まだ何も知らない人」の時は変に空気を読もうとはせず、知らないことは何でも聞くことに徹しましょう。その方が間違いも少ないし会社を知るには手っ取り早いです。
何歳であってもどの様なポジションであっても、「まだ何も知らない人」の時は誰に対しても何でも聞き放題です。
このサービスタイムは3か月もすれば終了してしまいます。
上司や先輩もしくは上司の上司へ、自分に何を期待しているのか聞いてしまいましょう。
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前職と比較してしまう
これは多くの人が「やってはいけないこと」と理解していますが、前職と比較してしまう人は結構います。
前の会社ではこうだった、と行動したり発言したり。
経費精算など些細なことから客先対応の様な複数人に影響のあることまで、前職を基準に見てしまいます。
その結果、自分自身のストレスとなるだけでなく周りの社員に対し悪い印象を与えてしまいます。
特に前職が有名企業や一部上場の場合は注意しましょう。
この様な状況を避けるためには、前職ではこうだったという発言や比較は封印しましょう。
しかし今の会社へプラスとなることはどんどん取り入れるべきです。その場合は、あなたが思いついた改善と言うことにしましょう。
自分自身の精神的な問題と、周囲からのあなたに対する印象に大きく影響します。
場合によっては居づらくなってしまいます。
遠慮し受け身になってしまう
これも多くの人が「やってはいけないこと」と理解していますが、思わずやってしまいがちです。
声をかけてもらわないと会議に混ざらない、情報を得ようとしない、業務に参加しない、発言しない。
その他にもいくつもそういう場面は考えられます。
これは「まだ何も知らない人」であれば大目に見てもらえますが、その効果が切れた時にあなたの最初の印象が固まります。
遠慮し受け身にな動きを続けていると、その時の最初の印象が悪くなる可能性が高いです。
「何もしない」「何もできない」という印象を持たれるとなかなか払拭できません。
その印象が上司の評価へも繋がってしまうことは十分に考えられます。
この様な状況を避けるためには、最初は何にでも顔と口をだし、どこにでも顔を出す何でもやる人になりましょう。
そんなことに成ると仕事が終わらず大変だと考える人もいると思いますが、そうはなりません。大丈夫です。
どこにでも顔を出して口を出していると、あなたが何をしていて何をしようとしているのか見えるので、忙しくなればなるほど周りが遠慮したり上司が調整してくれます。
あなたはそのタイミグではまだ新人の筈です。
新人は周りが遠慮してくれますし、仮に新人のあなたに仕事が集中して失敗しても「まだ何も知らない人」なので上司など他の人の責任に自動的になります。
気にせずあちこちに顔と口を出しまくりましょう。
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転職失敗となってしまう3つの特徴まとめ
転職失敗の特徴は
- 評価を受け入れられない
- 前職と比較してしまう
- 遠慮し受け身になってしまう
の3つで、これらは意識して避けることも可能です。
転職してきて評価も印象もこれからです。せっかくの機会です。
しかも「まだ何も知らない人」のサービスタイムもあります。
年齢やポジションに捕らわれず、「ちょっとやりすぎかな」と思うくらい動いてみましょう。
コツは「ちょっとやりすぎかな」です。
頑張りましょう。
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