外資系IT企業キャリア採用面接でよくされる質問
私は過去の転職で数10社の外資系IT企業で採用面接を受けています。
誰もが知っている超有名企業から、IT業界の人でなければ知らないような企業まで、様々な企業の面接を受け、
面接の質問に共通の特徴があることに気が付きました。
皆さんは外資系IT企業へ転職の応募をすると、その面接の場でどの様な質問がされると思いますか?
「23区内の電信柱は何本ありますか?」
「都内では何台のタクシーが走っていますか?」
でしょうか?
この様な質問は、以前は行われている会社もありました。
しかし近頃はその様な質問はされていません。
実際に外資系IT企業のキャリア採用面接でよく聞かれることは、
- 論理的に考えられるか
- 客観視に見ることができるか
- 問題に対処できるか
- リーダーシップを取れるか
の4点です。
フェルミ推定ではこれらを見ることが難しいためか、多くの外資系IT企業では実施されていません。
実際私は出会ったことが一度もありません。
私の経験から、どの様な質問が外資系IT企業のキャリア採用面接で聞かれるのか、例を上げました。
参考にしてください。
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外資系IT企業の採用面接でされがちな質問例
問題解決の経験について
- どの様な問題に直面しましたか?
- どの様に問題解決方法を決定しましたか?
- その行動の結果はどうでしたか?
重大な問題を見つけ出したときの動きについて
- なぜ問題があると分かりましたか?
- どの様な問題でしたか?
- どの様に対処しましたか?
- その結果どうでしたか?
複雑な問題に直面したときの動きについて
- 適切な解決策または打開策をどのようにして見つけましたか?
- 苦労したことは何ですか?
- 工夫したことは何ですか?
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リーダーシップの取り方、他人との接し方について
- マネージメントで大切なことは何でしょうか?
- あなたに部下ができた際にどのように指導しますか?
- 個人やグループをやる気にさせたり、コラボレーションを促すにはどの様にすればいいでしょうか?
- チーム内に存在する問題を理解するにはどうすればいいでしょうか?
- チーム内の問題を解決するにはどうすればいいでしょうか?
- 言うことを聞かない相手へどう接すればいいでしょうか?
リスクを伴う意思決定が必要となったときの動きについて
- それはどの様なものでしたか?
- 上司とはどの様に説明しましたか?
- どの様に意思決定しましたか?
- 慣習や方針に反する必要がありましたか?
- その場合どうしましたか?
業務方針を立てる時の動きについて
- どの様なデータを活用しますか?
- その結果どうでしたか?
- 業務の実行結果をどの様に管理していますか?
- これまでの担当職務で最も重視したKPIは何ですか?
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失敗とその対処について
- これまでの社会人生活で一番の失敗は何ですか?
- 今までの仕事を通じて体験した一番大変だった事は何ですか?
- 仕事で苦労したこと、 失敗して乗り切った経験は何ですか?
- リスクを冒したこと、間違いを犯したこと、または失敗したことはありますか?
- 失敗の経験から何をどのように学びましたか?
過去の経験の活用について
- 今までの仕事の経験をこの会社でどのように活かしていけますか?
- 具体的な改善経験は何でしょうか?
- 苦手な事は何ですか?
- 今までに上司などに指摘されたことと反省点は何でしょうか?
面接で高評価を得るためのポイント
面接の場では幾つか質問がされますが、その質問に対する答えでは
「どの様に把握したか」
「どの様に解決したか」
を意識してください。
具体的には
「状況・問題・採った行動・結果」
を順を追って説明すると効果的です。
それぞれの説明は簡潔にしましょう。
簡潔に説明しても詳しく説明しても、採用担当が興味を持てばより詳しい説明を求められます。
その質問に対応出来るよう、「追加で話せるネタ」を残して簡潔に説明をしましょう。
具体的な事例を出しましょう。
具体性がない場合説得力がありません。
必ず実例を用いて説明しましょう。
具体的な成功経験、失敗経験を話すと、採用担当によく話を聞いてもらうことができます。
質問が曖昧であったり情報が足らない場合、追加の情報を求めましょう。
採用担当からされた質問に正確に答えるには、情報が足らない場合があります。
その場合は必ず採用担当へ足らない情報を質問するか、答える際に条件をつけましょう。
そうすることにより「問題解決を行う際には正しい情報を用いると言う姿勢」を見せることができます。
もちろん、この様な質問に加え、別記事でまとめた3つの質問は必ず聞かれます。
頑張りましょう。
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