私の転職体験記 40代3回目の転職編
とうとう40代3回目の転職についてブログに書くこととなりました。今の勤め先への転職で、現時点の最後の転職です。
転職しやっと1年程経ったのでご紹介しようと思います。
40代3回目の転職はブラック企業から外資系ITコンサルへの脱出転職です。
前職のECサイト運営会社にはとても感謝しています。
ブログ別記事に記載した通り、予期せず転職に迫られた際にポジションを用意し受け入れてくれました。そのお陰で事業会社管理職として経歴を積むことができました。
しかし、この前職のECサイト運営会社には大きな問題がありました。
労働環境が非常に厳しい、俗に言うブラック企業だったんです。
ブラック企業から40代でどの様に脱出したのか、是非参考にしてください。
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ビジネスモデルに惹かれて入るとブラック企業だった
どの様な会社なのか
前職のECサイト運営会社は最近著名になってきている会社で、社長もメディアに出ており退職した今も時折見かけます。
時代の流れに乗ったまさに時代の寵児です。
しかしそれは外面であって、実際は社員に過酷な労働を強いるブラック企業でした。
まず普段からこの様な感じです。
- 終電まで帰宅できない
- 帰宅後も会社から電話やHangoutで連絡がある
- 休日も仕事を強いられる
- 大勢の前で1名を大声で怒鳴りつける
- 毎月末に勤務時間をみなし勤務時間内に書き換える
- 降格と移動が人事評価時期以外に行われる
- 部下の業務を批判し揶揄う
本当に個人の尊厳と時間を捧げて働かないといけない会社でした。
黙っているのがいけないとも聞くので戦ってみたらこうなった
ECサイトを運営しているため24時間365日システムを正常稼働させなければいけません、そのため業務時間が厳しいのは理解できます。
しかし事業部長が一般社員を奴隷のように扱い命令することに違和感を強く覚え、改めるようそれと無く話しました。
本当に言葉とタイミングを選び話したんですが、まんまと逆鱗に触れてしまいました。
その結果次の懲罰を受けてしまいました。
懲罰です。このような仕打ちを受けました。
- 地方支社近くのウィークリーマンションに軟禁される
- 地方支社勤務を命じられる
- 担当業務と異なる単純業務を命じられる
- 管理者権限を全て剥奪される
軟禁状態は約2ヶ月続き、単純業務と権限剥奪は退職するまでの約半年、この様な状況が続きました。
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ブラック企業からの脱出
夜間休日も会社に拘束状態でどの様に動いたか
結論からいいます、転職エージェントをフル活用しました。
本来であれば転職エージェントを利用する際には、面談をし志向と希望を伝え、今どの様な転職先があるのか提示してもらい、条件を確認し比較し、、、、とやらざるを得ない事は沢山あります。
しかし幾つかの外資系転職エージェントは異なります。
電話でキャリアを伝え希望を伝えるとその内容でリサーチを行い、数日で募集要項が送られてきます。その中から自分で選べます。
もちろん担当は外国人なので電話もメールも英語です。ハードル高いですよね、私も普段ならそんな電話には出たくもありません。
しかしそこだけ頑張ればなんとかなります。
なんと言ってもブラック企業から脱出するためです。
片言の英語でもやるしかありません。
先方も頑張ってめちゃくちゃな英語を聞き取ってくれました。
外資系転職エージェントとの付き合い方はこちらの記事も参考にしてみてください。
面接の時間をどの様に作ったか
これが一番苦労しました。
ほぼ拘束されているので面接時間を作るのは本当に大変です。
有給休暇、体調不良、家庭の事情、前日の長時間労働を理由に勤務時間調整、客先訪問、歯医者。
使えるものは何でも使いました。
有給休暇取得にも理由が必要なので嘘も沢山つきました。
体調不良も家庭の事情も歯医者ももちろん嘘です。
面接も可能であればお昼どき、早朝、夜10時以降など、エージェント経由で先方にも協力を求め時間を作りました。
25社応募し書類通過が9社
今回は転職エージェントの紹介ポジションで少しでも興味を持てれば全て応募しています。
前回の転職よりも大分私の履歴がましになったためでしょうか、書類選考通過率が高くなりました。
前回は非IT事業会社からIT企業への転職なので苦労しましたが、今回はまだその点は良かったようです。
書類選考を通過すると多くの場合最終面接まで行くことが出来ましたが、最終面接で2社落ち3社目で内定を得た外資系ITコンサル会社に入社を決めました。
40代3回目の転職まとめ
40代1回目と2回目の転職でそれたキャリアを修正するような転職となりました。
しかし今回は修正というかブラック企業から脱出する転職になっています。
40代では不幸があったり、ブラック企業に入ってしまったりと不運が続きましたが、今までの経歴は無駄にはせず今の会社でもマネージメントレベルにいることが出来ています。
転職時のストーリーを作ることと職務経歴書を転職応募先ごとにしっかり書き上げる。
この手間を惜しまなければ同じ条件の人より頭一つ二つ抜きんでることが出来ます。
転職時のストーリーについてはこちらを参考にしてみてください。
職務経歴書についてはこちらの記事にまとめてます。
どのような状況でもプラスになるものを見つけ利用する。
この視点はとても重要です。
頑張りましょう。
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