転職の道具箱

転職活動の失敗と成功の実体験、そして使ってみたテクニックの全て

外資系企業では交渉しないと昇給昇進しない話し

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日経企業から外資系企業へ転職すると、いくつもの常識の違いに驚かされることとなります。

例えば次のような考え方が異なります。

  • 勤務時間や残業に対する考え方
  • 自宅勤務や客先勤務など勤務場所の考え方
  • 顧客との契約や作業範囲の考え方
  • 昇給や昇進など待遇の考え方

これらの多くは勤務し始めて直ぐに慣れますが、昇給や昇進など待遇については誰もはっきりと教えてくれないこともあり、なかなか慣れません。

 

私は今も含め過去3社の外資系企業に勤めていて、それぞれの会社で待遇交渉を経験して来ています。

その経験で学んだことを纏めてみました。

外資系企業へ転職を検討している人の参考になれば嬉しいです。

 

誤解の無いよう最初に書いておきます。

数字で評価対象期間の実績(成績)が出るので、それさえ達成されていれば交渉しなくても評価はされます。

しかし残念ながらその評価と昇給昇進は交渉しなければリンクしない場合があるって話です。

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一般的な日系企業の昇給昇進

多くの会社、特に大企業の場合は、問題さえ起こさなければ年々昇給し昇進します。

年功序列制度や、電機連合や自動車連合のベアが特に有名ですね。

 

その昇給や昇進は会社の状況や業界により異なりますが、勤続年数や学歴に対して公平に昇進していきます。

 

黙々と真面目に働くことを評価する会社も多いです。

むしろ下手に上司に給与や待遇の希望を口にすると悪影響となる場合があるほどです。

 

 

 

外資系企業の昇給昇進

日系企業では横並びで昇給昇進する事が多く、上司に給与や待遇の希望を伝えると悪影響があると書きました。

しかし外資系企業ではその部分が真逆となっています。

 

外資系企業へ日系企業から転職して来た人も直ぐに馴染める人はトントンと昇給や昇進となります。

しかし、日系企業の時と同じような働き方で、黙々と真面目に勤めているからと言って昇給昇進があるわけではありません。

 

ではどの様に昇給や昇進が決まるのでしょうか。

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外資系企業の昇給の仕組み

年度初めのマネージャーとのパフォーマンスミーティングで、昨年度の実績を基に評価をされます。

その結果を経て昇給有無の話となります。

 

「昨年度の実績から本年度の年収は何%上がります」

「昨年度の実績では昇給はありません」

などと提示される訳です。

 

この昇給の金額は、年度初めに割り振られた昇給予算をマネージャーが部下の業績に従い割り振る仕組みです。

 

そしてここが大事なところですが、この時提示されるまま合意すると

「この人はこの待遇で満足している」

とみなされます。

 

満足しているのでこれ以上昇給は不要だ、とみなされてしまうんです。

 

 

どうすれば大きく昇給するのか

昇給は数字で管理されるパフォーマンスによりマネージャーから提示されますが、その金額に不満があればそれを申し入れなければその昇給で満足とみなされます。

提示される待遇に不満のある場合、マネージャーに申し入れ自分のパフォーマンスと待遇が釣り合わない事をあの手この手で伝える必要があります。

この申し入れに説得力があれば「昇給のフラグ」が立ちます。

 

そうなるとどうなるかと言うと、その次の年度末に昇給の判断がされます。

  • 過去のパフォーマンスの評価結果
  • 昇給予算の状況
  • 他者のパフォーマンスとの比較

これらを総合的に判断し、昇給が行われます。

 

昇進の場合も昇給と同様のステップとなりますが、昇進の場合の方が圧倒的に厳しいです。

 

 

それでも昇給昇進に不満がある場合

もし自分のパフォーマンスと待遇が釣り合ってなく、昇給や昇進も見込めない場合、多くの人は転職を選ぶ事となります。

たいていの場合は転職の方が大きなステップアップとなるので転職を選ぶ人が多いのも事実です。

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外資系企業は交渉しないと昇給昇進しない話しまとめ

昇給や昇進の場合マネージャーが昇給昇進の予算を確保しますが、そのための理由を添えて本社へ申請しなければいけません。

マネージャーにとっては自分の評価とは関係のない面倒な仕事です。

その手続きも昇給昇進の壁になっているのかも知れません。

 

繰り返しますが、毎年提示される年収に不満を示さなければ満足しているとみなされ、その待遇で固定された状態となります。

 

自分の待遇に不満があれば、自分のパフォーマンスが昇給昇進に相応しいことを、自分からマネージャに提示する必要があります。

そして、パフォーマンスと待遇が釣り合わないと提示しても昇給昇進が見込めない場合や、もっと大きなステップアップを求める場合は転職を選びます。

 

外資系企業の昇給昇進事情は会社により多少の違いがあれどこの様な状況です。

外資系企業へ転職を検討している人は是非参考にしてください。

 

頑張りましょう。

※本記事は以前運営していた別ブログからの転載です

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面接時の質問以外のその会話、罠かも知れません

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採用面接の席では主に次のことを質問されることが多いです。

私のブログで何度も取り上げていますね、なのでもう知ってるよと言う人も多いと思います。

  1. なぜこの会社を選んだのか
  2. 入社して何ができるのか
  3. 今まで何をしてきたのか
  4. 将来何をしたいのか

この4つです。

 

しかし、この質問だけで1時間の面接が終わるわけではありません。

 

1回目の面接よりも2回目の面接、2回目よりも3回目でこれらの質問に掛ける時間が減ってきます。

最終面接に近づけば近づくほど、この4つの質問時間が減って来る訳です。

 

ではこれら4つの主な質問以外は何をしているのか。どう対策すればいいのか。

この記事では面接時の質問以外の対策についてまとめました。

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質問以外に何が行われているのか

面接の場では面接担当の質問に答えるだけでなく、こちらからも質問を行うこととなります。

 

純粋に質問だけを行うと、そうですね、大体20分から30分程度で面接が終わってしまうのではないかと思います。

でも面接の時間は大抵の場合1時間、場合によって1時間を過ぎることもありますよね。

 

質問以外の時間は何をしていると思いますか?

 

面接は多くの場合次の様な流れで行われます。

  1. 雑談とあいさつ
  2. 応募者の自己紹介
  3. 雑談
  4. 面接担当による業務説明
  5. 雑談
  6. 面接担当からの質問
  7. 応募者からの質問
  8. 雑談とあいさつ

そうです、雑談です。雑談!

 

面接は最終面接に近づけば近づくほど雑談時間が長くなり、最終の役員面接では雑談しかしない会社もあるほどです。

特に新卒採用の最終面接では雑談だけどなることが多いですね。

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雑談の目的は何か

雑談はただ単に話をしている訳ではなく、面接担当には3つの目的があります。

  1. 緊張を解す
    応募者が緊張でカチコチになっていると本当の実力を見ることが出来ないので、経験を積んだ面接担当は面接と関係のない話題を振って緊張を解そうとします。
    その時のホットなニュースであったり、天気であったり、休日の話であったりと様々です。

  2. コミュニケーション能力を見る
    緊張が解れたころにも雑談が始まります。
    この雑談の目的は多くの場合コミュニケーション能力を見ています。
    自分は営業やコンサルに応募しないので関係がないとは思わないでください。
    客対応だけでなく、チームワークに参加できるのか、部下や同僚に迎え入れられるのか見ています。
    応募した職種に関係なくとても重要視されます。

  3. 本心を聞き出す
    注意しなければいけないキーワードは
    「ここからはオフレコでー」
    「面接は以上ですがー」
    です。
    「面接は終わったよお疲れ様でした」的な雰囲気で始まる雑談で、応募者の本心を引き出します。
    会議室を出て受付までや、エレベーターまでの歩きながらの会話もそうです。
    面接時のやり取りで気になったことをサラッと聞き出しています。

 

面接担当との会話は最後の最後まで絶対に気を抜かないでください。

罠が張られていますよ!

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面接時の雑談対策

最も重要なのは、面接時の会話は全てが評価対象だと言うことを忘れないことです。

 

「ここからはオフレコで」など、面接外なので何を話してもいいような雰囲気を作られても一切気を抜かない様にしましょう。

「お疲れ様でした、楽にしてください。最近お忙しいですか?」から始まる会話なんて、油断させて本心を聞き出す気満々です。

 

はっきり言ってそれは罠です。

 

面接がうまく行かない、質問内容も事前に十分準備しているのになぜ?

と悩んでいる人は雑談を見直してみると何か答えがあるかもしれません。

 

この雑談にも質問対策同様に対策が必要です。

1つ、うまくこちらのペースにする簡単な方法があります。

 

その方法とは、その時に注目されているホットでなおかつ自分の業務に関係するニュースの話を振ることです。

雑誌や新聞に載っているレベルであればベストですね。

 

雑談はその特性として、出だしは世間話から入ります。そうでなければ不自然だからです。必ず世間話となり、その後面接担当のしたい話へ誘導してきます。

なので雑談の世間話に入ったら、自分の業務に関係するニュースの話題を振ってしまいましょう。

 

そのまま雑談の主導権を取ってしまうのも有効です。

最後まで気を抜かないようにしてください。

 

普段から雑誌や新聞を読み、幾つか話題を用意しておくことを強くお勧めします。

 

頑張りましょう。

35歳以上転職限界説?大丈夫、転職できます!

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35歳以上転職限界説、聞いたことありますよね。

私も含めそれに該当する人にとっては気が気でない説です。

 

しかし私は35歳以上の年齢でも転職できると実感しています。

 

確かに35歳を境に転職で求められる事が大きく変わってきます。

これは事実で、それに合わせられない人は採用されることが難しくなります。

その為35歳以上転職限界説が生まれたのかもしれません。

 

転職市場では35歳を境に何が起こっているのか、どの様な人だと35歳を超えても転職できているのかまとめました。

 

35歳を超えても転職できます!

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35歳以上の転職では何が起こっているのか

他の記事でも何度か書いていますが、20代から30代前半の転職と30代中旬以降の転職では企業に求められることが大きく変わります。

 

20代から30代前半で企業に求められることはこの様なことです。

  • 先ずはフレッシュさ
    もう少し具体的に書くと「前向きで、素直で、目に力があり、声が大きく、話をよく聞く人」です。
  • そして身軽さ
    新しい技術の習得の速さ、柔軟な対応、上司の指示に直ぐ対応できる人。
    この様な人です。加えて、出張や転勤も苦としない人。
  • そしてチャレンジ精神
    失敗を恐れずチャレンジする行動力のある人。
    この年代は失敗しても許されますし、失敗するくらいの方が喜ばれます。

しかしこれは裏を返すと、職務経験が短期のためこの様な部分だけが注目されています。

 

即戦力として期待しておらず、一緒に仕事をしやすいかどうかを見られている。

簡単に言うと理由はそれだけです。

 

それが35歳を超えると変わってきます。

35歳以上が企業に求められるのは即戦力とリーダーシップです。

 

35歳を超えるころには成功だけでなく失敗もいくつも経験してきているはずです。

そして職務上の専門性もあり、チームを率いた経験がある人も多いでしょう。

これらの専門性や経験を基に、会社に貢献するための即戦力やリーダーシップが求められます。


その為、35歳以降となると企業から求められる事が30代前半までと変わってきてしまい、その変化に合わせられない35歳以降の人には転職が難しくなります。

これが35歳転職限界説の正体です。

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35歳以上でも転職できる人

35歳を超えても転職できる人は何人もいます。

私の友人も何人も転職しています。

 

ではどういう人が35歳を超えても転職しているか。

35歳以上でも転職している人は次のような人です。

この様な人は転職活動を始め3か月から半年で転職してしまっています。

 

 

即戦力となる人

企業が求めているのは事業計画に貢献できる人の入社です。

業務をこなし予定の数字を取れる人、売り上げであったりスケジュールであったり様々な数字がありますが、任せて計算できる人です。

言い方を変えたら、各分野で経験に裏付けられた専門性がある人です。

 

 

リーダーシップをとれる人

その人だけが頑張っても一人が優秀なだけです。

その人が何名か率いて業務に当たれば一人で頑張る以上に大きな結果を出せます。

その結果部下や後輩など後進が育ち、組織が強くなります。

この様な動きの出来る人です。

 

 

そして転職に慣れている人

これはあまり他のブログやコラムそしてYouTubeでは語られていないですが、転職も慣れている人が強い部分が確かにあります。

どの様にすればたった1枚の職務経歴書で自分の価値を伝えられるのか、たった1時間程度の面接で自分の魅力を伝えられるのか。

 

これは作戦と経験が必要です。そして慣れです!

 

私のブログではこの部分について私の実体験を幾つか書いています。参考になればうれしいです。

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35歳転職限界説について

35歳を超えると無条件で転職の限界が来る訳ではありません。

35歳限界説とは

  • 30代前半までを対象とした採用ポジションと35歳以上の人向けの採用ポジションが存在すること
  • 30代前半までを対象とした採用ポジションの募集数が圧倒的に多いこと
  • 30代前半までの人が応募するポジションへ35歳を超えた人が応募すると採用され辛いこと

という条件が重なり出来上がっていると理解していますし、実際に経験しています。

 

35歳を超えると、

  • 即戦力として計算できない人
  • リーダーとして人を仕事や人を任せられない人
  • 人当たりに問題が見える人

この様な人は採用され辛くなります。

 

そして、これもあまり表立って語られませんが、見た目の問題も大きくなります。

若々しくパワフルな人は有利ですね。

 

35歳を超え転職をする場合は

即戦力とリーダーシップを前面にアピールし、若々しさとパワフルさをアピールしましょう。

そして応募先は30代前半までを対象とした募集ではなく、35歳以上を想定した募集へ応募しましょう。

 

頑張りましょう

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転職回数が多くても問題とならない人とは

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近頃は転職が一般的になってきましたが、転職回数が多い人にはまだまだ厳しい目が向けられます。

しかし回数を気にせずキャリアアップをしている人がいるのも事実です。

 

転職の回数で評価されずキャリアアップを行うにはどうすればいいのでしょう。

転職の回数でネガティブな評価を受けない人はどの様な人なのかまとめました。

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転職スタンプラリー参加

聞いたことありますか?転職スタンプラリー。

 

スタンプラリーは知ってますよね、あれの転職版です。

ジョブホッパーと呼ばれることもあります。

 

転職スタンプラリーとジョブホッパーの使われるシチュエーションは似ていますが、印象は多少異なります。

転職スタンプラリーはポジティブな意味を、ジョブホッパーにはネガティブな意味を含めて使うことが多いですね。

 

同僚と談笑している時に転職スタンプラリーの話が出る時があります。

今までどの会社に勤めてきた?

あーそれならD社まだなんだ

アガリはどこにするの?

 

と言った会話です。

 

転職になじみのない人が聞くとビックリしますよね。

転職スタンプラリー、転職でキャリアを積む人は次の様なタイプがいます。

 

転職がそもそも多い会社勤務タイプ

キャリア採用が当たり前、退職が当たり前の会社があります。

そのような会社だと転職の回数自体は問題となりません。

5回6回の転職は珍しくなく、中には10回の人もいます。

 

どの様な会社なのか

それはずばり外資系企業です

 

特に外資系IT企業と外資系コンサルティング会社は転職回数が多いです。

そしてこれら会社は転職するとキャリアが上がり給与が上がる場合があります。

稀にあるのではなく、結構あります。

そのため自ずと転職回数に抵抗がなくなります。

上司に転職を相談すると転職先を一緒に考えてくれるほど抵抗がありません。

 

 

人脈転職タイプ

「今度A社で部長職探してるんだけど興味ある?」などと知人から声を掛けられ転職できる人がいます。

 

面接も書類選考も儀式的に行われるだけです。

そのため転職回数など誰も気にしていません。

 

会社員は仕事の付き合いは会社と会社の付き合いと思われがちですが、本当に仕事ができる人は会社と会社の付き合いではなく個人と個人の付き合いで仕事をしています。

その付き合いはコミュニティとなっていて、

今うちで営業部長探しているんだよね

あ、じゃ俺の知ってる田中さん(仮名)がいいんじゃない?今度紹介するよ。一緒にゴルフでもどう?

という会話はしゅっちゅうです。

会社の人事が社外のコミュニティで決まってしまう。

そんなこと無いだろうと考える人も多いと思います。そう思うのが普通ですよね。

しかし実際に社外のコミュニティで決まっていることも多いです。

 

知らない人より、知人から紹介された人の方が信用できますよね。

人事も同じです。

応募してきた知らない人は選考時に慎重に考慮しますが、知人の紹介であれば信用もあり選考も緩くなります。

 

私もこのようなコミュニティに是非加えてほしいです。

会社員の理想ですよね。

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転職の常識とは別の世界

転職には「こうあるべき」「これでは良くない」という常識が存在しています。

その常識は一般的な日本人を対象に考えられている常識なので、それを逸脱する人には当てはまりません。

逸脱する人は次の様な人です。

 

職業取締役タイプ

いわゆる誰から見てもエリート中のエリートです。

 

例えば経営工学の博士号やMBAを取りコネもあり著名な会社へ入社。

10年もしないうちに役員や取締役となってしまう。

その後数社で役員や取締役を歴任するような人です。

雲の上の人ですね。

 

こういう人も転職回数は全く気にされません。

他社で役員や社長をやっていた人を自社の役員や社長として受け入れる事は良くあることです。

不思議なことに実績が良くなくても有名企業から有名企業へ渡り歩いています。

 

一般人にはよくわからない世界です。

履歴書や職務経歴書なんて自分で書かないんだろうなぁ

 

 

外国人

転職回数が二桁あっても「この人は外国人だから」の一言で終わりです。

外国人なら優秀でありさえすれば転職回数は気にされません。

 

これは本来良くないですよね。

転職回数が問題となるのであれば、国内採用であれば外国人であれ落とすべきだし。

外国人だからとの理由で転職回数を見ないのであれば、日本人でも転職回数を判断基準にすべきではないです。

 

しかしこの様に判断されることは何度も目にしています。

外国人を積極採用している会社では、外国人は日本の習慣の枠で判断できないとして、転職回数に関しては書類選考時の判断から外しています。

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転職回数とキャリアアップについて

転職回数は転職時に確認される大きなポイントの1つです。

これは変えられないので気にする必要はあります。

 

採用担当は、同じようなスキルの人なら転職回数が少ない人に良い印象を持ちます。

そして、転職回数が多い人でも受け入れる会社には、人が集まりづらい会社や退職者が多い会社が多く含まれています。

転職をすればするほど待遇が悪くなるのはその為です。

 

なので自分は会社に縛られることなくキャリアを積みたいと考える人は、そのような人が多く集まる転職スタンプラリーへの参加をお勧めします。

 

頑張りましょう。

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転職失敗となってしまう3つの特徴

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私は今も含め数社の外資系企業やコンサルティング会社に勤務し、転職して来る人/行く人と沢山接してきました。

その中には、せっかく転職してきてもうまく行かず低評価で落ち着いてしまう人、うまく行かず短期で転職して行く人が何人もいます。

 

なぜ失敗なのか理解することで同じ轍を踏まないようにすることが出来ます。

 

この記事「転職失敗となってしまう3つの特徴」は、その見聞きし接した経験をまとめています。

転職を成功させるため是非参考にしてください。

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転職失敗となってしまう3つの特徴とは

転職を成功させるには、転職失敗となってしまう特徴を理解することが効果的です。

転職失敗の特徴は大きく次の3つにまとめることが出来ます。

  1. 評価を受け入れられない
  2. 前職と比較してしまう
  3. 遠慮し受け身になってしまう

それぞれ説明します。

 

評価を受け入れられない

これは多くの転職者が程度の差こそあれ経験していると思います。

 

転職して半年から1年する頃には転職して初めての評価がされます。

その時、入社し順調にスタートを切れたと考えていても、上司から厳しい評価をされてしまうことは十分にあります。

 

ポジションに対する評価項目や上司の期待に対し自分自身の頑張る方向が異なっている場合、頑張っていればいるだけ受け入れがたい評価となりがちです。

 

これは本当に多くの人が経験します。

人によっては数回の評価後直ぐに退職を選ぶこともあります。

 

この様な状況を避けるためには、入社直ぐの「まだ何も知らない人」の時に上司が自分に何を期待しているのか上司本人に聞きましょう。

「まだ何も知らない人」の時は変に空気を読もうとはせず、知らないことは何でも聞くことに徹しましょう。その方が間違いも少ないし会社を知るには手っ取り早いです。

 

何歳であってもどの様なポジションであっても、「まだ何も知らない人」の時は誰に対しても何でも聞き放題です。

このサービスタイムは3か月もすれば終了してしまいます。

上司や先輩もしくは上司の上司へ、自分に何を期待しているのか聞いてしまいましょう。

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前職と比較してしまう

これは多くの人が「やってはいけないこと」と理解していますが、前職と比較してしまう人は結構います。

前の会社ではこうだった、と行動したり発言したり。

経費精算など些細なことから客先対応の様な複数人に影響のあることまで、前職を基準に見てしまいます。

その結果、自分自身のストレスとなるだけでなく周りの社員に対し悪い印象を与えてしまいます。

 

特に前職が有名企業や一部上場の場合は注意しましょう。

 

この様な状況を避けるためには、前職ではこうだったという発言や比較は封印しましょう。

しかし今の会社へプラスとなることはどんどん取り入れるべきです。その場合は、あなたが思いついた改善と言うことにしましょう。

 

自分自身の精神的な問題と、周囲からのあなたに対する印象に大きく影響します。
場合によっては居づらくなってしまいます。

 

 

遠慮し受け身になってしまう

これも多くの人が「やってはいけないこと」と理解していますが、思わずやってしまいがちです。

声をかけてもらわないと会議に混ざらない、情報を得ようとしない、業務に参加しない、発言しない。

その他にもいくつもそういう場面は考えられます。

 

これは「まだ何も知らない人」であれば大目に見てもらえますが、その効果が切れた時にあなたの最初の印象が固まります。

遠慮し受け身にな動きを続けていると、その時の最初の印象が悪くなる可能性が高いです。

 

「何もしない」「何もできない」という印象を持たれるとなかなか払拭できません。

その印象が上司の評価へも繋がってしまうことは十分に考えられます。

 

この様な状況を避けるためには、最初は何にでも顔と口をだし、どこにでも顔を出す何でもやる人になりましょう。

そんなことに成ると仕事が終わらず大変だと考える人もいると思いますが、そうはなりません。大丈夫です。

 

どこにでも顔を出して口を出していると、あなたが何をしていて何をしようとしているのか見えるので、忙しくなればなるほど周りが遠慮したり上司が調整してくれます。

あなたはそのタイミグではまだ新人の筈です。

新人は周りが遠慮してくれますし、仮に新人のあなたに仕事が集中して失敗しても「まだ何も知らない人」なので上司など他の人の責任に自動的になります。

 

気にせずあちこちに顔と口を出しまくりましょう。

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転職失敗となってしまう3つの特徴まとめ

転職失敗の特徴は

  1. 評価を受け入れられない
  2. 前職と比較してしまう
  3. 遠慮し受け身になってしまう

の3つで、これらは意識して避けることも可能です。

 

転職してきて評価も印象もこれからです。せっかくの機会です。

しかも「まだ何も知らない人」のサービスタイムもあります。

 

年齢やポジションに捕らわれず、「ちょっとやりすぎかな」と思うくらい動いてみましょう。

コツは「ちょっとやりすぎかな」です。

 

頑張りましょう。

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面接対策で想定質問と答えを暗記したらどうなる

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就職や転職の採用面接でいくつか質問をされます。

 

その質問は何のためにされているのでしょう?

その質問にはどのように答えるのが正解でしょう?

特に就活生には謎だらけですよね。

 

採用担当の経験から、その質問対策の考え方をまとめました。

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面接の質問はクイズではありません

特に就活生のTwitterに

この質問に答えられないと内定が出ない

と書かれている、いくつかの質問例を目にすることがあります。

これらの質問に答えられないと内定が出ないということは無いので、必要以上に気にしないようにしましょう。

 

特に就活生は誤解しているのでは?と思います。

クイズや試験ではないので過去問対策はいりません。

 

そのような対策をした人は一言二言会話を交わすと直ぐに分かります。

「あーこの人はこういうコミュニケーションのしかたなのか」と

逆にいい印象は残りません。

 

面接で何社も落ちてしまったという人、想定質問とその答えを暗記するような対策をしていませんか?

その暗記のような方法はお勧めできません。

 

 

 

採用担当が面接で知りたいことは何か

採用担当が欲しい人材とは何でしょうか。

それはずばり

新卒ではこういう人です。

  • 物事をやり切る人
  • やる気に満ちている人
  • 前向きである人

 

中途ではこういう人です。

  • 即戦力の人
  • リーダーシップをとれる人
  • 仕事を取ってこれる人

 

こういう人が欲しいため面接でいくつか会話をし、考え方や経験を確認しています。

そして、その会話中の質問には正解はありません。

想定質問とその答えを丸暗記して臨んでも不自然なコミュニケーションとなってしまうだけです。

 

その様な場合は考え方や経験を確認するため、想定していないであろう質問をすることになります。

お互いにやり取りが面倒になります。

採用担当には決していい印象は残りませんし、

応募者は難しい質問をされた、圧迫面接だったと受け取るかも知れません。

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面接の準備方法

面接の準備は新卒(第二新卒含む)と転職では大きく異なります。全くと言っていいほど違います。

 

新卒の場合

「物事をやり切る」「やる気に満ちている」「前向きである」

これを前面に出してアピールをしましょう。

 

仕草としては次を意識してください。

  • 前向きで素直な受け答え
  • 目を見てハキハキと話す
  • 目に力がある
  • 声が大きい
  • 話をよく聞いている

面接時の質問に対しては、一語一句暗記するような対策はしないでください。

不自然なやり取りの人になってしまい、いい評価は貰えません。

 

物事を最後までやり切る人、やる気に満ちている人、前向きな人

こういう人になり切って質問に答えることがコツです。

是非そういう人に成り切ってください。

 

 

転職の場合

このブログにいくつかまとめている記事があるので覗いてみてください。

必ず参考になる自信があります。

 

 

 

面接の質問対策まとめ

採用面接の準備としていくつもの想定質問とその答えを丸暗記するようなことはやめましょう。

採用担当は面接で直ぐに見抜きます。

いい印象を与えることは決してありません。

 

想定質問と答えを丸暗記する様な面接対策をしてしまうと、面接で50社60社と落ちてしまうことに成りかねません。

面接はクイズや試験ではありません。

採用担当は応募者の何を知りたいのかを意識して面接対策をすべきです。

 

頑張りましょう。

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私の転職体験記 30代2回目の転職編

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私は30代に2回転職していて、2回目は外資からコンサルティング会社へ転職しています。

30代1回目の転職はこちらにまとめています。

career.preppersjapan.com

 

外資系SWベンダーに2年ほど勤め、日系のコンサルティング会社へ転職しました。

実はこの転職は予定外の転職でした。準備する間もなく転職せざるを得なくなっています。

 

転職を意識して準備を始めたのであればもっと違う転職となっていたでしょう。

結果的に日系のコンサルティング会社へマネージャーポジションで転職できましたが、やはり突然の転職となってしまったので転職は苦労しました。

 

なぜ転職するのか

たった2年の勤務で転職するため必ず聞かれます。ネガティブな印象を与えず切り抜けなければいけません。

 

その時の成功と失敗をまとめました。

是非参考にしてください。

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なぜ転職をしたのか

私はこのタイミングで転職をしようとは考えていませんでした。

当時勤めていた外資SWベンダーは知名度も業績も申し分なく、勤めたいと考えている会社の1つで満足していました。

しかし都合により転職をせざるを得なくなってしまいました。

 

皆さんは、外資系企業社員が退職を余儀なくされる理由にどのようなものがあるか、知っていますか?

  • 業績悪化のための人員削減
  • 事業方針変更による部門解体
  • 合併による重複部門人員削減
  • 買収され不要部門人員削減
  • 個人のパフォーマンス不足
  • 日本から撤退

自主退職以外の退職理由としては大体こんな感じです。

私の場合、残念ながらこのうちのなんと2つが重なってしまいました。

 

 

先ずは「事業方針変更による部門解体」がありました。

私が採用された部門は、会社の初の試みのコンサルティング部門でした。

一般的にベンダーのコンサルティング部門は、自社プロダクトを販売する事を目的にしており、中立ではありません。

しかし私の所属していた部門では業務コンサルティングを完全に中立で行なっていました。

 

その結果どうなったか

そうです、想像通り最悪の業績です。

売り上げは殆どありませんでした。

 

売り上げが見込めないとどうなるか、

そうです、売上不振よる全世界で部門廃止となりました。

 

後になって冷静に考えればそのリスクは採用面接時に見えてましたが、勤めたいと考えていた会社だった為判断力が落ちていたようです。

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そして2つ目、「個人のパフォーマンス不足」です。

部門廃止時にマネージャーと相談したら「社内移動か (社外も視野にするか) だね」となり、社内移動となりました。

移動先はプロダクト部門でした。

 

私はそのプロダクトは未経験で全くの素人です。

その素人がそのプロダクトの本を出版する様な人達と同じポジションとなりました。

これは辛い経験でした。

他の同僚と比べるとゴミレベルです。浮きまくりでした。

 

その後すぐの半期パフォーマンスミーティングでマネージャーより「やはり難しいかな」と社外への道を暗に勧められました。

 

結果残念ながら、入社して約2年で転職先を探す事なってしまいました。

 

 

 

どのように転職したか

転職準備には1年ほど必要ですが、今回は想定外の転職のため準備の期間がありませんでした。

たった2年の勤続年数で転職をするため、実績も少ししかありません。

 

転職を成功するための戦略が必要です。

まず自分の状況と経歴を整理し見直しました。

 

何が使えるのか使えないのか真剣に考え、転職に至るシナリオを作る必要があります。

戦略を誤れば転がり落ちる可能性も十分にあります。

 

なぜ2年ほどで転職するのか。

必ず聞かれるでしょう。

 

「会社都合で部門が廃止され止むを得ず退職」

「社内移動もしたがスキルやポジションが合わなかった」

これを軸に行くこととしました。

 

前回の転職は約2年前なので、その時に準備した職務経歴書はまだ使えます。

それに今回の軸としている転職理由と、2年分の経歴を書き加えベースの職務経歴書としました。

 

勤務年数が短いですが、転職理由を納得させる自信があります。

自身があると言い切れるだけ真剣にシナリオを準備しました。

 

そして前回の転職で悩みぬいて作った職務経歴書の書き方と面接時のアピール方法は整理出来ています。

 

確かにキャリアアップのための転職の準備時間はありませんでしたが、今持っている条件を十分に使い転職する準備は行いました。

 

その結果、10社に応募し2社より内定を貰い、転職活動を終了しました。

今回次の転職先に日系のコンサルティング会社を選択しました。

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成功と失敗

だいぶ転職対策も完成してきたため、転職の失敗は少なくなって来ました。

しかし今回はたった2年の勤務年数での転職だったため、書類選考を通過しなかった所も多く、10社応募中4社で書類が通過しませんでした。

 

今から見て成功だと思うこと

 

戦略を作った

予定外の転職だったためキャリアアップは早々諦め、キャリアダウンとならない転職を行う事を方針としました。

自分の今の状況を把握し、何が使えて何が使えないのかを整理しました。

転職理由は必ず聞かれます。なぜ2年で転職するのか。これをネックに不採用とならない説明を用意しました。

そして職務経歴書の記載にも転職理由を関連させるような記載へ調整しました。

 

「会社都合で部門が廃止され止むを得ず退職」

「社内移動もしたがスキルやポジションが合わなかった」

軸をこれにし、矛盾も不明点もない説明ストーリーを作り上げました。

 


業界を絞った

対象をコンサルティング会社に絞りました。

業界を絞ることはとても大切ですし、短期で転職先を見つけるにはとても効果的です。

転職対策の方針がほぼ同じと出来ます。

職務経歴書の書き方と面接時の説明内容は大きく違いはありません。

応募する会社が異なっても傾向に大きな違いはなく、対策が練りやすくなります。

 

 

今から見て失敗だと思うこと

 

絞った業界が狭すぎた

IT技術の変化はとても速いですが、当時はまさにその転換期だったようです。

RPA、AI、IoT、ブロックチェーンが一気に社会に認知され始め、SaaSはIT業界以外の人にも完全に受け入れらたタイミングでした。とてもいいタイミングです。

 

コンサルティング会社に限定させず、IT業界全体の流れを落ち着いて判断し、転職対象とする業界を選ぶべきでした。

そうすれば、数年後にはIT業界で注目される技術を扱う企業に、このタイミングで入社することが出来たかもしれません。

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30代2回目の転職のまとめ

今回は初めて経験した準備期間無しの転職でした。

そのためキャリアアップは早々に諦め、転がり落ちない転職を最優先としました。

 

戦略検討には十分に時間をとり、転職理由の軸と職務経歴書の記載には細心の注意を払い完成させています。

30代中旬の転職となった今回、戦略がなければ転がり落ちる可能性が高かったと思います。転職活動中には転がり落ちることの恐怖をとても強く感じました。

 

30代の転職で必要とされるのは大きく2つ、「即戦力となるのか」と「リーダーシップを取れるのか」です。

 

しかし2年程で転職をするため、この2つに対する疑問が採用担当にはどうしても沸いてしまいます。

 

今回の転職は、どの様に職務経歴書と面接でアピールするのか、これに多くの準備時間を割きました。

 

2年程で転職をせざるを得ないと言うことは事実です。自分に非もあるでしょう。

その非の部分を不自然に隠さず説明し、会社都合の部分も誇張しないよう説明し、採用担当の受け取る印象がネガティブにならない様コントロールする。

とても大変でしたが、そのお陰で何とか日系のコンサルティング会社に年収を下げることなく転職できました。

 

突然転職をせざるを得なくなっても諦めたり流されてしまわず、その時どの様に転職するのか戦略を立てる。

このことはとても大切だと実感しました。

 

頑張りましょう。

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第二新卒での転職、今に不満があるならおすすめします

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新卒で就職し1年2年も経つと、自分のキャリア希望や趣向や会社の雰囲気がよく見てくるころですね。

就活の時に調べたことや聞いた話と違う。

そういうところも見えてきます。

 

どうでしょうか

自分の思いや計画と会社の雰囲気や方針にアンマッチなどありませんか?

 

新卒で入社した会社があなたのキャリア希望と違っているのであれば、転職も一つの手です。

この理由で転職するのであれば、早ければ早いほどいいですよ。

 

第二新卒としての転職がなぜおすすめなのか説明します。

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第二新卒とは

ところで、いつの間にか一般用語になっている第二新卒ですが、採用する側はどういう人が第二新卒なのか明確に条件を持っています。

第二新卒とは、新卒で入った会社に勤め3年未満で転職する人と定めています。

最終学歴は関係しません。

 

大卒も高卒も関係なく、新卒入社の会社から勤務3年未満に転職して来る人を第二新卒と呼んでいます。

 

 

 

企業から見た第二新卒の印象

採用する企業の第二新卒に対する印象は

採用する側は、新卒入社3年未満に何故転職を選んだのか何となく理解しているし、転職を選ぶ行動力に興味もあります。

 

第二新卒として転職する理由は次でしょうか?

  • なんとなく内定した会社に入社したが改めて考えると自分の希望と異なる
  • 面接時に受けた説明と会社の方針や雰囲気が異なる
  • 希望の会社ではなく不本意な就職をしてしまった
  • キャリア計画と会社の業態が異なる

 

この様な理由だろうと察しているので、第二新卒に対する印象は全く悪くありません。

悪くないどころか比較的いい印象を持っています。

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なぜ第二新卒にいい印象を持っているのか

新卒を迎えると社会人としての考え方、振る舞い、常識、マナーを教育する必要があります。

これらは業務と直接関係しませんが、とても大切な教育でやらないわけにはいきません。

そして、この教育には手間も時間もかかります。

 

正直言うと、どの会社もこの教育に出来るだけ時間を掛けたくないと考えています。

新入社員が社会人としての考え方、振る舞い、常識、マナーを身に着けて入社してくれればいい、と。

 

そうです、それが第二新卒です。

 

第二新卒は

  • 若く給与が新入社員と変わらない
  • 新人教育を受けている
  • 他社の常識に染まっていない

と好条件です。

 

そのうえ、キャリアに対する不満や違和感を漫然とそのままにせず、自ら考え行動する人の可能性が高いです。

この行動力は業務で成功するために必要な能力の1つです。

 

この様に第二新卒にいい印象を持っています。

 

 

 

第二新卒はどのように転職すべきか

第二新卒は新卒に次ぐ大切なタイミングです。大切に行きましょう。

別記事に20代の転職についてまとめているので、参考にしてみてください。

career.preppersjapan.com

 

第二新卒も概ね20代の転職と同じですが、異なる部分があります。

 

20代の転職では

20代で何事もやる気に満ちて前向きなアピールであれば、多少未経験であっても採用されます。

と紹介しましたが

第二新卒では多少未経験どころか、別業界でも採用されやすくなります。

 

新卒同様、何事もやる気に満ちて前向きなアピールが出来れば採用に近づきます。

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第二新卒での転職 まとめ

この記事にまとめた様に第二新卒は転職市場でとても人気があります。

もし第二新卒で転職を決心したなら、下手な小細工は必要ありません。

何事もやる気に満ちて、前向きなアピールを心掛けましょう。

 

第二新卒は社会で1~2年の業務経験しかありません。

新卒から1~2年だと採用する側も業務実績に大きな期待はしていません。

そのため、職務経歴書をうまく書けなくても気にする必要はありません。

 

そこで躊躇するより、新卒のつもりで転職をしてみましょう。

 

人生80年です。

会社勤めは65歳、もしくは70歳までになるかもしれません。

 

その歳まで、新卒時によく分からず選んでしまった会社で我慢して勤めるのか。

自分で計画し自分の希望に従い選んだ会社に勤めるのか。

 

どちらがいいのか正解なのか答えはありませんが、第二新卒として転職できる時期は限られています。

後悔しないよう、よく考えてみましょう。

 

頑張りましょう。

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大企業とベンチャー企業の両方に勤めて分かった11個のこと

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私は一部上場の大企業勤務の経験と、ECサイトを運営するベンチャー企業勤務の経験があります。

その経験からどちらが良いのか悪いのか質問されることありますが、どちらが良い悪いという事は一概には言えません。

 

しかし、勤務してみると大企業とベンチャー企業の特徴と言うか違いは確かにあるので、その違いについてまとめました。

大企業勤とベンチャー企業で選択を悩んでいる就活生、大企業からベンチャー企業への転職、またはその逆を検討している転職活動中の人は是非参考にしてみてください。

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大企業とベンチャー企業で異なるところ

各担当の業務範囲が違う

大企業では作業が分担されており、一人の担当する範囲は限られています。

ベンチャー企業では業務の範囲は決まっていません。できる人はどんどん全部でやります。

極端な例では、ベンチャー企業ではマーケティング担当が、システム計画を作りシステム部含め関係部門に調整し予算を取りシステム構築のリードを行うことが珍しくありません。

 

この様にベンチャー企業の社員は大企業の社員よりスキルも経験も多く積むことが出来ます。

 

 

仕事の規模が違う

大企業は国家プロジェクトに関わる機会があったり、複数の大企業との合同プロジェクトに関わる機会があったり、国内外にまたがるプロジェクトに関わる機会があったりで、とても大きな規模の仕事に携わることがあります。

ベンチャー企業では大企業で扱う規模の仕事に携わることはあまり見聞きしません。

 

大企業とベンチャー企業では関わる仕事の規模が大きく変わります。

 

 

給与が違う

大企業の給与は、給与の平均値が高く、部署の違いによる給与の違いも少ないです。

ベンチャー企業は部署により給与が異なる場合が多いです。

 

営業やエンジニアなど業務系の場合は大企業とベンチャー企業は同等、もしくはベンチャー企業の方が給与が高くなる傾向があります。

しかし経理や人事や総務など、業務支援系の場合は大企業の方が給与が大幅に高くなる傾向があります。ベンチャー企業の場合これらの職種の給与は安価に設定されがちです。

 

平均的に考えると大企業の方が給与は高くなります。

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残業の考え方が違う

大企業は毎日定時で退社していると思う人も多いかもしれませんが、そういう事は殆どありません。

大企業の社員も毎日遅くまで、時には会社に泊まったり近くのホテルに泊まったりと、長時間勤務をしています。

そして残業代が必ず支払われます。そのため基本給の安い人は残業代を見越して生活設計をしている人もいます。

 

ベンチャー企業の場合も残業が多く毎日のように深夜まで勤務をしている人が多いです。

しかし会社によっては残業代が出ない、またはみなし勤務の名目で残業の概念がない(なので残業代はない)ことが良くあります。

私の勤めていたベンチャー企業は後者で、みなし勤務とされ定時を超えて勤務しても残業代は出ませんでした。

 

残業の有無に違いがありませんが、大企業は残業代が出るところが比較的多いです。

 

 

付き合う企業が違う

大企業の場合は大企業と付き合ったり官公庁と付き合うことが多いです。そして、その様な企業はもう何年も付き合いがあります。

そのため新しい付き合い先の企業とはめったに出会えません。

 

ベンチャー企業の場合は大企業との付き合いより、中規模から小規模の会社やベンチャー企業同士の付き合いが多くなります。

また新しい付き合い先の企業と仕事を開始したり、自分が新しい契約先を見つけてきたりすることがあります。

 

大企業は大企業と、ベンチャー企業はベンチャー企業と付き合う機会が多いです。

 

 

予算規模が違う

大企業の場合はキャッシュフローが大きく、各部のもつ予算も多くなります。

営業費、交際費、交通費、その他経費に関して自由に使えます。

 

ベンチャー企業はキャッシュフローが小さく、各部の持つ予算も少なくなります。

営業費、交際費、交通費、その他経費に関して自由ではありません。月々の予算があり、それを超えることが出来ません。

 

予算は大企業でもありますが予算の桁が異なるため、ベンチャー企業の方が厳しくなります。

 

 

社内手続きが違う

大企業の場合、あらゆる手続きのルールが規定されいます。

申請書を書いて上司に承認を貰い、手続き先(たいていの場合総務か人事)へ申請、その後承認担当数人で判断され、一週間ほどで承認されます。

会社の規模によりフローの登場人物が異なりますが、少なくとも数日は必要です。

 

ベンチャー企業の場合、上司に承認を貰い手続き先に申請すると承認されます。大抵半日程度です。

こういう手続きに関わる部門や人が少ないため非常にシンプルで早いです。

 

手続きに関してはベンチャー企業が圧倒的に早いです。

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食事事情が違う

大企業の場合、大抵会社で食堂やカフェテリアを持っています。

一般的な金額の半額程度です。外で食べると1000円ほどの食事が500円ほどで食べられます。これはとても助かります。

そして外で食べる場合は店を選んだり移動する必要がありますが、そのような面倒なこともありません。

 

ベンチャー企業の場合、外で食べることが殆どです。毎日昼ご飯に1000円ほど必要となるのは結構痛いです。

私は大雨だと昼ご飯抜きとする日がよくありました。

 

大企業だと食事に必要な金額は相場の半額、食事の場所も提供されています。

 

 

住宅事情が違う

大企業の場合、個人寮や社宅を持っていることが多いです。大抵の場合40歳まで2万円~5万円程度の家賃で住むことが出来ます。

場所は都心近郊が多く、中央線、京浜東北線、京葉線、埼京線沿いが多いですね。神奈川県、千葉県、埼玉県になります。

 

ベンチャー企業の場合、個人寮や社宅を持っておらず、その代わり住宅手当が出る企業が多いです。

住宅手当の相場は5000円から10000円です。

 

大企業は住む場所が提供されます。

 

 

その他の福利厚生も違う

大企業の場合、会社契約の保険、財形貯蓄、住宅ローン、転勤手当、単身赴任手当、旅行や掃除など家庭向けサービスがあります。

ベンチャー企業の場合、殆どありません。住宅ローンを組むのも苦労する可能性があります。

 

大企業は福利厚生が揃っています。

 

 

転職時のうけが違う

大企業の場合、うけが非常に悪いです。特に30半ばを超えた場合はなかなか転職が出来ません。

大企業の社員は、制限された業務の範囲でしか仕事をしない事を当たり前と考えています。ここからここまで、と仕事の範囲があります。

この考え、この動きで何年も過ごすとその会社でしか通用しない人間になってしまいます。

残念ながら、会社から一歩でて他社に行くと、全くと言っていいほど通用しません。

 

ベンチャー企業の場合、うけが非常にいいです。キャリア次第で何歳でも転職の選択肢があります。

ベンチャー企業の社員は仕事の幅が広く、自分で企画し自分で予算を確保し自分で人を集め自分でプロジェクトを回すことが出来ます。

そのため他社に行っても主体的に仕事をできるため即戦力として活躍できます。

 

転職に関しては、圧倒的にベンチャー企業社員の方がうけがいいです。

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大企業とベンチャー企業で異なるところまとめ

大企業とベンチャー企業の違いを簡単にまとめると

 

業務について

大企業では効率化させるため部署や社員の業務範囲を限定させています。全体の一部を担当するイメージです。

ベンチャー企業では限られた社員で業務を行う必要がある上に、各部門の業務範囲があいまいなため業務範囲の縛りはありません。

大企業の社員はその会社のスペシャリストとなってしまい他社では何もできない人となってしまいます。

しかし、ベンチャー企業の社員は業務を最初から最後まで対応できる人になります。

 

 

転職について

転職を意識すると、ここまでに書いた理由により、大企業の社員よりもベンチャー企業の社員の方が圧倒的にうけがいいです。

大企業勤めの人で転職を考えているのであれば20代後半がベストです。

遅くても30代半ばまでに転職をしなければ、それ以降となると転職先を見つけることに苦労すると思います。

 

ベンチャー企業の社員であれば40代50代でも転職先を見つけることは出来ると思います。

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福利厚生について

圧倒的に大企業がいいです。どの観点で比較してもベンチャー企業とは比較になりません。

食事や住宅に必要となる個人の費用は大企業の方が圧倒的に少ないです。

それに加えベンチャー企業の場合、住宅ローンを始めとしたローンを組むときに苦労する可能性があります。

 

まとめ

大企業に勤めていると他社に通用しないキャリアが積みあがってきます。そのため30半ばを超えると徐々に転職が難しくなります。

給与も安定している上に福利厚生も整っているので、40代以上の人は特段の不満が無ければ定年まで勤めることが良さそうです。

 

しかし大企業でも定年まで居られる保証はないため、安心して勤めあげられる訳ではありません。

早期退職制度など、30半ばを超えると会社の方針変更や業績の状況に振り回される事が増えてきます。

定年まで勤めるための努力が必要となります

 

ベンチャー企業に勤めていると他社でも通用するキャリアを積むことが出来ます。

30半ばだけでなく40代50代でも転職先を見つけることが出来るでしょう。

しかし大企業の様な給与の安定と福利厚生はありません。

 

選んだ会社によっては良くない待遇で勤めざるを得なくなりますし、倒産の可能性もあります。

 

この様に大企業もベンチャー企業もそれぞれリスクがあります。

どちらに勤めていても会社に依存も執着もせず、リスクをうまくコントロールしていきましょう。

 

頑張りましょう。

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こういう転職エージェントはヤバイ

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転職エージェントは転職の時にとても頼りになる人が多いですが、「あれ、この人大丈夫なの?」と思う人も結構います。本当に多いです。

 

そういうエージェントが担当になってしまうと、転職できなかったり失敗してしまいます。
少しでも転職エージェントの動きに疑問を感じた場合は担当を変えてもらうか、転職斡旋会社ごと付き合いを辞めてしまいましょう。

 

他にいくらでもいい転職エージェントはいますので。

 

しかし転職は大抵の人が初めてのため、転職エージェントの良し悪しが分かりにくいですよね。

なので、この記事に「担当から外すべき転職エージェントの特徴」を書きました。

参考にしてください。

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担当から外すべき転職エージェントの特徴

転職エージェントは、人を欲しがる企業へ活躍できる人を紹介する事が目的です。

紹介した人がその会社のビジネスへ貢献する。それが最大の成功です。

 

しかし残念なことに、自分の評価やノルマしか見えていない転職エージェントが結構沢山います。

 

次のような特徴の転職エージェントは早いうちに担当から変えるか、本命企業への応募に関わらせない様にしましょう。

 

 

転職斡旋会社へ登録すると面談もせず応募先を連絡してくる

一般的には、担当となる転職エージェントと面談を行い、転職理由や転職希望を確認し、どの募集ポジションなら希望に合うのか検討を行い、その結果として何社か紹介されます。

そのステップを踏まず応募先を連絡してくる転職エージェントは利用を辞めましょう。

あなたの転職目的も希望も知らないのに企業を紹介できる訳がありません。

 

この転職エージェントは最悪です。紹介だけして紹介ノルマを達成しようとだけしています。

 

 

何十社ものリストを送り付け応募したい企業を選ばせる

こういう転職エージェントもいます。面談後すぐに何十社ものリストをエクセルで送り、応募したい募集に印をつけさせます。

転職には転職理由と転職希望が必ずあり、その条件に合う募集ポジションが何十社もあるはずはありません。

 

この転職エージェントも紹介だけして紹介ノルマを達成しようとだけしています。

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面談時に伝えた希望と無関係な会社を理由なく紹介してくる

面接で伝えた希望は何だったのか、その希望とは異なる募集ポジションを紹介してくる転職エージェントがいます。

「ここ今多数募集していて採用されやすいです」と言ったことを、理由を聞くと答えます。

 

この転職エージェントは企業側からの紹介依頼にだけ従い動いています。

 

 

無断で企業に応募している

何を言ってるんだろう、この様な転職エージェントなんているわけない。そう思うかもしれません。

しかし実際にいます。それも結構な頻度で出会います。

面談時やその後の会話の中で出た募集ポジションへ無断で応募してしまい、書類選考を通過した場合に連絡をしてきます。

 

この転職エージェントは最悪です。紹介ノルマしか見ていないどころではありません。

転職斡旋会社にクレームを入れ、この転職エージェントとは連絡を絶ちましょう。

 

 

応募をせかす

「どうですか、こちらとこちらの募集ポジション良いですよ。悩まれるようでしたら先ずは応募して様子見ましょう。」

この様に紹介した募集に対し検討の時間を与えず応募を急かしてきます。

 

この様な転職エージェントも本当にいます。この転職エージェントも紹介ノルマしか見ていません。

 

 

書類選考が通らなかった場合は結果を伝えない

これは本当に多いです。転職者の視点に全く立っていません。

書類選考を通過しなかった場合も必ず連絡をしてくるよう事前に依頼していても伝えてきません。

 

あなたの応募結果には興味が無いようなので連絡を絶ちましょう。

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他の転職斡旋会社の利用を良しとしない

転職エージェントは企業に人を紹介する数と、採用される数にノルマがあります。

他の転職斡旋会社を利用されてしまうとノルマ達成に至らない可能性が高くなるので、ノルマしか見ていない転職エージェントは嫌がります。

 

この転職エージェントも紹介ノルマしか見ていません。

 

 

他の転職エージェントにあなたを紹介しない

同じ転職斡旋会社でも転職エージェントによって得意不得意や担当業界が異なり、持つ情報が違います。

なので本当に転職の手助けをしたいと考えている転職エージェントは自分のノルマに関係なく、他の転職エージェントを紹介してくれます。

 

自分のノルマ達成しか考えていない転職エージェントは、自分の紹介できるネタが尽きても他の転職エージェントへあなたを紹介をしようとしません。

 

 

紹介した企業の事を知らない

転職エージェントは、自分が紹介する企業は良く知っています。

企業訪問をし、担当人事や採用元の責任者に会い、どの様な人を求めているのか、どの様な仕事内容なのか、直接確認をしています。

 

しかし、転職斡旋会社の持つ募集ポジションを何も調べず言われたまま紹介している転職エージェントがかなりの数います。

大企業の転職斡旋会社ではこの傾向が強いので注意してください。

企業のことを知らないのに紹介していると言うことは、あなたに合うのかどうか全く検討していないと言う意味です。

 

上司の指示のまま、あなたへの企業紹介を仕事として処理しているだけです。

 

 

紹介した企業とパイプがない

紹介してくれた会社について「どのような人に紹介してくれますか?」とそれとなく聞いてみましょう。

採用事業部の事業部長であったり、採用責任者であれば紹介と言えます。もしくは人事責任者への紹介もパイプがあると言えます。

しかし「人事部へ」「人事の担当へ」と返事してくる場合、紹介ではなく単なる代理応募です。

 

この場合は担当の転職エージェントの変更ではなく、転職斡旋会社ごと別に変えてしまいましょう。

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担当から外すべき転職エージェントのまとめ

転職エージェントも会社員なので紹介や転職成功のノルマを持っています。

それは仕方のないことですが、仕事の出来る転職エージェントと出来ない転職エージェントがいます。

 

転職者の希望を満たし、募集企業の求める条件を満たす。

これが転職エージェントの仕事です。

 

この記事に書いたノルマしか見ていない転職エージェント、企業しか見ていない転職エージェントも沢山いるので、そういう転職エージェントとは付き合わず、担当を変えてもらうか転職斡旋会社自体を変えてしまいましょう。

 

担当を変える場合も遠慮する必要はありません。会社へメールすれば直ぐに変えてくれます。

 

仕事として処理する、ノルマを達成するために紹介する。このようなサラリーマンエージェントではなく、

あなたの事を考えてくれる転職エージェントは必ずいます。

そういう転職エージェントと出会えたら転職後も定期的に情報交換し長期的に付き合いましょう。

 

頑張りましょう。

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夏休みや冬休みなど、長期休み中の転職活動

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夏休みや冬休みは会社も休みの期間があり転職活動も止まります。


もちろん転職エージェントも休みなので彼らからの連絡もありません。

転職活動はどうしても止まってしまいます。

 

この転職活動の止まる期間、どの様に過ごしますか?

休みが明けてすぐ有利に動ける様にするには、休みを有意義に使うのがオススメです。

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休み期間中の情報収集

情報収集先は転職サイトとビジネス系SNSです。

それぞれ特徴があるので自分に合う方を使えばいいですが、初めて転職する人は両方とも確認することをオススメします。

 

 

転職サイトの特徴

会社毎の募集を確認することができます。

転職サイトは幾つかあり、それぞれ特徴があるので幾つか登録して自分の気にしている業界や会社の情報が有るのか試してみましょう。

大抵のサイトは日本企業の情報が多いですが、サイトによっては外資系企業を多く掲載するものもあります。

サイトから応募が可能です。

 

オススメの転職サイト

リクナビNEXT

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ビジネス系SNSの特徴

業界のニュースや動向、そして日本含めた世界中の募集を確認することができます。

特に業界のニュースや動向に関しては、全世界の最新のIT業界やIT技術を知ることができ、眺めているだけでも面白いですよ。

こちらもサイトから応募が可能です。

 

オススメのビジネス系SNS

www.linkedin.com

 

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職務経歴書の更新

応募先が決まっていれば、その応募先の募集要項に合わせて職務経歴書を更新します。

募集要項に対する回答を意識して書くのがコツです。

career.preppersjapan.com

 

 

 

面接で話す内容の更新

面接が決まっていれば面接で話す内容の再確認をします。

会社ホームページに公開されている事は全て確認しましょう。

自己紹介が募集要項記載の必須条件に関係出来ているのか確認しましょう。

career.preppersjapan.com

 

 

休み期間中に応募

応募先企業も転職エージェントも休みの場合でも応募する方法はあります。

転職サイトからの応募とビジネス系SNSからの応募です。

 

しかしこの方法では転職エージェントを経由していないため、転職エージェント経由の利点が使えません。そこは注意して下さい。

 

 

転職エージェント経由の利点

転職エージェントを利用するとこの様な利点があります。

career.preppersjapan.com

 

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転職サイトやビジネス系SNSからの応募

各サイトから採用情報を確認することができます。

募集要項ももちろん記載されています。そしてクリックで応募することが出来ます。

 

自己応募なので転職エージェント経由の利点はありませんが、自己応募でしか応募できない企業があるので転職エージェントが紹介してない企業があれば応募する事もいい選択です。


私も転職エージェントが紹介しない企業の募集をLinkedInで見つけ自己応募をしています。

 

 

 

長期休み中の転職活動まとめ

転職活動の緊張とプレッシャーから解放させ、何もせず休むのも大切です。

疲れたなぁと感じる人はゆっくり休みましょう。

 

しかし何もしない方がプレッシャーを感じるという人は、ここに紹介した様に休み中は転職活動の見直しや準備、もしくは応募をしてみませんか。

 

私も何もしない方が落ち着かないタイプで、休みの日もここに書いている準備や応募をしています。

特に職務経歴書の見直しには沢山時間をかけてます。

 

頑張りましょう。

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私の転職体験記 30代1回目の転職編

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私は30代に2回転職しており、そのうちの1回目は外資から外資への転職です。

外資系総合ITベンダーに8年ほど勤めた後に、外資系SWベンダーへ転職しています。

2回目の転職はこちらにまとめています。

career.preppersjapan.com

 

 

この転職は考え方が甘かったこともあり、思ったより苦労しました。

転職を意識して準備を始め、何社応募しても上手く行かず、半年程試行錯誤し、やっと希望する転職先から内定を貰えました。

 

初めての転職は運のおかげで転職となりましたが、2回目の転職となった今回は準備の重要性を思い知りました。

準備しても対策をしても、何社か最終面接で不採用となり、また準備や対策を練り直す。

このような事を何度か繰り返しています。転職の難しさを痛感しました。

 

その時の成功と失敗をまとめています。

是非参考にしてください。

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なぜ転職をしようと考えたのか

外資系総合ITベンダーにどのような印象を持っていますか?

  • 華やかな面
    海外出張多数、外国人と仕事、最新のIT技術を提供する側
  • 待遇の面
    高給、休みを取りやすい、評価に厳しい

こんな感じでしょうか?

 

多くの方がこのイメージだと思いますが、大きく異なるところがあります。

それは誰もが最も気になるところ、給与です。

実はイメージと異なり、決して高給ではありません。

 

外資系企業の多くは入社時の給与をベースに昇給する仕組みです。

外資系総合ITベンダーへの入社後に分かりましたが、私のポジションは職務レベルの下から2番目でした。6段階の2です。

転職前の日系総合電機メーカー時代の給与が低く、そこから30%ほど上がり入社しましたがランク2でした。

「私の転職体験記 初めての転職編」で失敗したと書いた入社時の給与です。

career.preppersjapan.com

 

8年勤め何度か昇給となりましたが、後輩がランク3やランク4、中にはランク5で入社するため、私より給与レベルが大きく上の後輩が多数となってしまいました。

 

上司に何度か交渉しましたが、どうしてもスタートラインが違うため差が出てしまいます。昇給はベースに対する比率で決まるため、大きな伸び率も期待できません。

では昇進と考えても、上司に取って代わるか新たな部が創設されなければ昇進はありません。

 

そのため退職を選択しました。

 

外資系企業でもっとも多い退職理由の1つがこの「入社時のポジションでベースが作られてしまう」です。

私もそれが理由で退職をしています。

入社時に失敗してしまい、その影響での転職です。

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どのように転職したか

最初の転職が簡単に行ったため同じように考えていましたが、それは直ぐに難しいと分かりました。

 

30代の後半となり、企業の求める人材が即戦力とリーダーシップを兼ね備えた人物で、だいぶハードルが上がっています。

20代の成功体験で意中の企業へ転職できるような状況ではありません。

 

今回の転職活動では、最初は20代の成功体験をなぞり、転職斡旋会社へ登録し転職エージェントにお任せとしました。

転職エージェントが持ってくる企業を確認し、転職したい企業を選び応募する。

一般的な転職活動ですが、特に強い技術や特に目を引くような経験もない私にとって効率的ではありませんでした。

 

何度か意中の企業で不採用が続きショックを受け、自分の転職活動に改善できるポイントがあるのではと考え見直しを行い、転職に成功しました。

 

見直したのは

職務経歴書の書き方と面接時のアピール方法、そして付き合う転職エージェントです。

 

13社に応募し、第2希望としていた会社より内定を貰い、転職活動を終了しました。

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成功と失敗

まだ転職対策について試行削除してたこともあり、成功だけでなく、いくつか失敗もしています。

 

今から見て成功だと思うこと

転職対策を開始した

私の以降の転職活動を支えることとなる、転職対策の基本的な部分が少しずつ出来上がってきました。

現場で作り現場で試し、転職エージェントにも意見を貰いながら転職対策を作り上げています。

転職対策を作った。これが最大の成功です。

 

 

業界を絞った

外資系ベンダーのソフトウェア部門に絞りました。

それにより応募先が変わっても同じような傾向となり、対策が練りやすくなります。

結果転職対策の試行錯誤する際、異なる業界の異なる傾向に振り回されることなく、対策を作ることが出来ました。

 

 

今から見て失敗だと思うこと

20代の成功体験に振り回されてしまった

20代の転職と30代後半の転職では大分条件が異なります。

その、年齢による転職条件の変化に気が付くまで時間がかかってしまいました。

その結果、最初に定めていた本命企業は不採用となってしまいました。

 

 

8年勤めたことがアドバンテージになると思い込んでいた

外資系企業のソフトウェア部門に8年いたら同業他社へは簡単に転職できるだろうと高を括っていました。

しかし、そういうことは全くありませんでした。

準備や対策を怠り判断を誤れば、よく言われる転職の失敗をしてしまいます。

あれよあれよと言う間に、年収の大幅減、長時間労働、休日なし、そのような会社へ流れて行ってしまいます。

途中で間違いに気が付きましたが、気が付いていなければ転職先が見つからないか、転職の失敗をしていたかも知れません。

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30代外資から外資への転職まとめ

外資系から外資系の転職は、同業種もしくは同業務へ転職する人が大多数です。

私もそのつもりで転職活動を始めましたが、準備せずに臨んだため不本意な結果となる所でした。

 

30代、それも後半ともなると採用する側は慎重になっています。

即戦力となるのか、リーダーシップを取れるのか、この2つが特に重要です。

そしてこの2つは出来ることを第三者へ示すのが難しい。

資格などあれば簡単ですがそういう物でもありませんし。

 

そこで必要となるのが職務経歴書と面接でのアピールです。

 

その部分に早く気がつき、早く対策を開始できました。

私のようにIT技術者としてのスキルも経験も無い者が転職出来たのは「転職対策を真剣に考えたから」、この一言だと思います。

 

どの様な転職対策なのかは、このブログに書ける範囲で書き綴っています。

参考にしてみて下さい。

 

頑張りましょう。

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この言葉、この口癖 面接の評価を下げてます

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転職も就活も、面接でやってはいけないことは共通な部分が多いですが、

そのうちの一つに言葉と口癖があります。

 

面接担当に悪い印象を与える言葉、しゃべる時の口癖は注意して直しましょう。

一般的に言われている気を付ける言葉と、私が面接担当をしているとき特に気になった口癖を紹介します。

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一般的に言われている、面接で使ってはいけない言葉

なるほど

もの凄く使われていますね。

「なるほど」。そう返事をする人多いですよね。

 

この言葉は同僚や目下の人に対して使う意味合いが強く、ビジネスでは失礼に感じる人が多い言葉です。

もちろん面接の場では相応しくありません。

 

「そうですか」「おっしゃる通りです」「確かに」

などに置き換えて話しましょう。

 

 

了解です

こちらもよく使われている言葉です。

「了解です」「了解しました」と返事する人は多いですね。

 

この言葉も同僚や目下の人に対して使う意味合いが強いため、ビジネスでは失礼に感じる人が多いです。

面接の場では相応しくありません。

「承知しました」「理解しました」「かしこまりました」

などに置き換えて話しましょう。

 

 

小職、小生

こちらは年配の方がたまに使うのを耳にします。

へりくだり相手を立てる言葉ですが、目上の人が目下の人に対して使う言葉です。

 

使っている本人はへりくだっているつもりだと思いますが、この言葉は相手を下に見ている時に使う言葉で、失礼な言葉です。

面接の場では絶対に使ってはいけない言葉です。

完全にアウトです。

「私」に置き換えて話しましょう。

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私が面接担当をしているとき気になった口癖

「あー」「えー」「あのー」の多様

えー、本日は、あー、お忙しい中お時間をいただき、あー、ありがとうございます。

私は、えー、今までコンサル業界で、えー、約20年の経験があり、特にIT業界の、あー、エンタープライズシステムの、えー

 

どうでしょう。文章にしても見苦しいですよね。

聞いていても聞き苦しいですし、不安になります。

 

「あー」「えー」「あのー」が出てしまうのは癖と緊張の2つの理由だと思いますが、意識して直しましょう。

 

どうしても口にしてしまう場合、発言せず頭の中だけで「あー」「えー」「あのー」と発言してはどうでしょうか。

会話の中で無言になっても気にしない様にすれば解決できるかも知れません。

頑張って直しましょう。

 

 

語尾上げの多様

発言が不安だったり、癖だったりとそれぞれ理由があると思いますが、語尾上げを多用すると発言が非常に軽いイメージになります。

 

「この人の発言は本当なのだろうか」と発言内容を疑ってしまいます。

とてももったいないです。

 

はっきりと言い切る、発言と質問は分ける、語尾を「です」「ます」で閉じるなど意識して改善しましょう。

本当にとてももったいないです。

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言葉や口癖の印象まとめ

発言の内容がどれだけ立派でも、使う言葉や口癖で台無しになる場合があります。

ここに挙げた「面接で使ってはいけない言葉」と「面接担当をしていて気になった口癖」は特に気を付けてください。

 

どれだけ自己PRや経歴に時間をかけ、研究し、仕上げていても、言葉の選択や口癖がひどく、内容が耳に入らない場合があります。

 

とてももったいないです。本当にもったいない。

悪い印象を与えないよう、使う言葉と口癖に注意しましょう。

最低限、この記事に記載した言葉と口癖は注意してください。

 

頑張りましょう。

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勤務先へ退職を告げる最もいいタイミング

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勤務先へ退職を告げるのはいつにしようと考えていますか?

転職を決心したとき?

転職活動で仕事に影響が出始めたとき?

内定を得たとき?

 

勤務先だけでなく転職先の規定や都合を考慮し退職を伝えましょう。

そうしなければ思わぬトラブルになります。

 

この記事では勤務先へ退職を告げるのはいつがいいのか、その考え方をまとめました。

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退職を告げてはいけないタイミング

先ずは退職を告げてはいけないタイミングです。

私も経験者なので、退職を決心するまでには皆さんそれぞれ理由があるのは、よく知っています。

しかし、一時的な感情に動かされたり無計画に退職を伝えてしまうと、後々後悔する可能性があります。

 

次のタイミングでは上司や人事だけでなく、社内の友人にも退職を告げない様にしましょう。

 

絶対に退職を告げてはいけないタイミング

気持ちは退職へ向いていると思います。

しかし、このタイミングで退職を告げてしまうと無職となるリスクが付きまといます。

  • 転職を決心したとき
  • 企業へ応募したとき
  • 書類選考を通過したとき
  • 応募先企業と面接を行うとき
  • 最終面接が終わり手ごたえを感じたとき

これらのタイミングで友人知人だけでなく上司に告げる人もいますが、絶対に退職を告げないでください。

まだ内定がどこからも出ていないため非常に危険です。

 

業務があり面接のための時間を作るのが難しいのは良くわかります。

そのような場合は転職応募先企業へ相談しましょう。面接時間を業務後や業務前など対応してくれます。

 

状況により退職を告げてはいけないタイミング

このタイミングは、内定はしましたがまだ雇用契約には至っていません。

もし状況が変わり採用計画が中止された場合、内定は一方的に取り消されます。

私ならまだ退職を告げません。

  • 内定し内定通知書を受け取ったとき
  • 雇用条件の合意を取ったとき

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退職を告げる前に考慮しなければいけないこと

会社を退職するには退職規定や引継ぎなど手続きと、有給をはじめとした権利があるので、そちらを考慮して退職日を検討しましょう。

それに加え転職先にも受け入れ準備をはじめとした検討の必要な条件があります。
両社の都合を合わせて退職日を考慮しましょう。

 

勤務先の考慮事項

何日前に退職の意思を伝えなければいけないか規定があります。

まずはそれを確認しましょう。1か月のところが大多数です。

 

有給休暇は何日前に申請が必要でしょう。何日取れるでしょうか。

そちら確認しましょう。

 

引継ぎは何日必要でしょうか。

 

これら考慮し、退職までに必要な日数を検討します。こんな感じになるはずです。

引継ぎ期間 + 有給休暇数

 ≧ 退職規定に定められた退職までの日数

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転職先の考慮事項

何月何日以降であれば入社可能となっていませんか?

 

また入社日は指定されていませんか?

毎月の1日と15日が入社日と決まっている会社も多いので注意してください。

 

ボーナス支給日はいつで、そのボーナスの支給条件を確認しましょう。

数日入社日を早めればボーナス支給条件を満たせるなどありませんか?

 

転職先企業の条件も大切です。こちらは見落としがちなので注意してください。

 

 

 

勤務先へ退職を告げるベストなタイミング

転職先と雇用契約を締結すると内定切りの様な一方的なことは出来なくなります。

また現勤務先にも「もう先方と雇用契約を交わした」と告げれば交渉がしやすくなります。

 

雇用契約書への捺印、またはオファーレターへのサインの後であれば勤務先へ退職を告げても大丈夫です。

私も過去全てこのタイミングで退職を告げています。

 

その際には上司や人事と退職日を決めることとなります。

引継ぎに必要な日数と有給休暇取得日数を含め、考慮した退職日を提示し交渉しましょう。

 

来月15日を最終出社日とし、16日から月末までは有給消化。

の様に交渉出来ればベストです。

 

雇用契約書への捺印またはオファーレターへのサイン時には、いつから勤務するのか日付の指定を求められます。

しかし転職先には「これから退職調整を行うので日程は未定です」と告げることでその日付の指定は後からで構わなくなります。

現勤務先と退職日を決定したのちに勤務開始日を連絡すれば大丈夫です。

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勤務先へ退職を告げるタイミングの考え方

転職を決心したタイミングでも、転職先からいい返事を貰ったタイミングでもなく、

必ず目に見える内定通知書を手にしてから動きましょう。

 

動くのも、そのタイミングでは退職の宣言ではなく、

退職を上司や人事に告げる人いつにするのかの決定です。

 

  • 退職を告げるのは退職希望日の何日前と規定されていますか?
  • 引継ぎに何日必要でしょうか?
  • 有給休暇は何日取得できますか?
  • 転職先企業はいつ以降なら入社可能でしょうか?
  • 転職先企業のボーナス支給条件はどうなっていますか?

 

これらを検討して退職日を決めましょう。

 

そして上司や人事部へ退職を告げるのは、雇用契約書への捺印またはオファーレターへのサインの後にしてください。

 

嫌な思いをしたり損したり、まさかの内定取り消しで無職となったりしないよう、最後まで気を抜かず計画的に行きましょう。

 

頑張りましょう。

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高スペックでも転職が決まらないやっかいな理由

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企業は新しい事業を始める時、人手不足の時、採用を行います。

その時は募集要項の条件を満たし、人となりがよく、一緒に働きたいと思う人を採用します。

 

ここで誤ってはいけないのは、

高スペックな人を探しているわけではないと言うことです。

 

優秀であれば優秀であるほど採用されやすい。と信じている人が沢山います。

しかしそうではありません。

 

 

何度かツイートもした、なぜ高スペックでも採用されないのかについてまとめました。

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企業の採用したい人材と応募者の考える人材の不一致

企業の求める人材はこういう人

企業はどういうときに採用をするのでしょう。

事業計画を作り、それに従い採用計画を作り、それに従い採用を行います。

 

そのため、事業計画を満たす人材を採用します。

 

 

応募者が誤解しがちな採用される人材条件

応募者は企業が優秀な人を採用すると考えています。

それは半分正解で半分不正解です。

企業は優秀な人を採用したいわけではなく、事業計画に合う人材を探しています。

 

高スペックな人材が採用されるわけでは無いんです。

 

 

 

なぜ高スペックでも採用されないのか

適材適所がある

事業計画に従い採用計画が作られています。

事業計画を満たす人を採用する必要があるため、募集要項にどのような人が必要なのか定められています。

それが適材適所です。

 

条件を満たさない人が採用されないのはわかるが、募集要項の条件を超える程優秀な人なら採用すべきでは。

そう考えるかもしれません。

 

しかし条件を満たさない人はもちろん、条件を超える人も採用されません。

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なぜ条件を満たさない人は採用されないのか

これは理解しやすいと思います。

募集要項に定めた採用条件を満たさないため、事業計画を満たせず採用されません。

 

 

なぜ条件を超える人も採用されないのか

こちらは少し複雑です。理由が二つあります。

 

理由1つ目 採用する部門に相応しいポジションがない

各部門には与えられた権限やポジションがあります。その範囲で採用する人を探しています。

募集要項に定めた採用条件の範囲を超える高スペックな人材の場合、採用する部門に就任できるポジションがありません。

 

極端な例を出すと

システム開発部の開発リーダーとして開発経験と数人のマネジメント経験のある人材を募集しているポジションに対し、

 

MBAを持ち、数十億円の開発プロジェクトのPM経験と部長経験のある人が、希望年収を下げて応募。

この様な場合、十中八九採用されません。

 

 

理由2つ目 採用責任者の欲しい人材ではない

採用責任者が欲しいのは、一緒に働く同僚もしくは部下になる人です。その範囲で優秀な人です。

決して自分の上司になる人や、自分の立場が危うくなる人を探しているわけではありません。

 

募集しているポジションの条件を超えたスキルも経験もある。

会社全体として優秀な人であれば採用されるはずだ。

現職ポジションよりも応募ポジションを下げた、採用までのハードルも下がっただろう。

応募者はそう考えると思います。

しかし現実はそうではありません。

 

自分が不利になる様な事を、指示されてもいないのに自主的に行う人はいません。

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高スペックでも転職が決まらないやっかいな理由のまとめ

適材適所、この考え方はとても重要です。

会社が募集しているポジションは、事業計画に基づいた採用計画に従っています。

 

募集要項に定めている条件よりも

 自分の能力も経験も上だから採用されるだろう。

 自分の方が高スペックなので採用されるだろう。

 

この考えは誤りです。

募集対象外の人材のため採用される事は難しいでしょう。

 

自分の能力や経験に見合ったポジションへ応募しなければ、採用されない可能性が高いです。

 

もし自分の能力も経験も自信があり、一般的に見て高スペックにもかかわらず

応募しても採用されない場合、応募先ポジションを上げてみましょう。

あなたのスペックと比べ応募先ポジションが低すぎる場合があります。

 

頑張りましょう。

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